追い詰められたあなたの心が、ギリギリのところで、自分で自分の命を、存在を、認めてあげるために選んだ言葉が「障害者は死ね」だとしたら。
死んで当然の障害者に生まれてしまったのだから、こんなに辛いなのは仕方がないと、思うことで楽になるのだとしたら。
わたしはそれ、わかります。
正直、こんな状況では、あなたが社会を恨むのも、世の障害のある人を恨むのも、わたしは仕方がないと思うんです。恨んでほしくないけど、気持ちはわかります。
だけど、あなたはちょっと違います。
すごいんです。そこから抜け出して、幸せになれる力のある人だと思います。
なんかこれ綺麗な話に見えるけど、実際には多分何も解決してないと思うんだよね……。
これ見てて「搾精病棟」のクロカワさん思い出した。
「性格最悪のナースしかいない病院」がテーマの作品。
その中でも「No1クズ」の地位といえば彼女と言われるキャラクターです。
この人は本当に一部の隙もないクズキャラですごく好き。
クズはクズゆえに序列意識が強くあるのよね。
自分より上位の者には卑屈にふるまう代わりに自分よリクズだと思ってる相手に対しては攻撃的になるし
自分ひとりだったら何も言わないくせにみんなに紛れて石を投げる時には一番攻撃性が高い。
そして、自分が責められたらめちゃくちゃ被害者ぶるし、自分は悪くないっていってくれる仲間を求めだす。
このクロカワさんのクズっぷりは本当に見ごたえがあって、そんな彼女が最終話でちょっと頑張るところも含めてめちゃくちゃ面白いです。 1年半くらい待たされましたが、コミカライズされることになったのでお勧めです。
今回の件って、そういうクズあるあるの行動の一部が顕わになっただけの可能性もあるなーと思いました。
事情があろうがなかろうが、他人のことなんかわからないし、そこまで考える必要はあんまりないよなあという感想
これはnoteの文章で「他人からのまた聞き」だけだと正確な判断なんてできないししてはいけないということが言いたいだけです。素人がそういう風に判断してしまうのはちょっと怖いので、本当にちゃんと向き合うというのであれば、いつもの綺麗なエッセイに集約して終わりにするんじゃなくてちゃんと専門的な医師につないだ方がいいと思います。
「そこまでやるべき」というはなしじゃなくて「この対応がモデルケースみたいになったら気持ち悪い」というだけです。
幸い、岸田さんはこの件についてちゃんと追記でカバーしてくれてるので、この記事を書く必要もなかったというオチになりそう(私いつも夜に記事書いて次の日の昼にあげてるのでたまにこういうことがある)