たしかこれ、過去に自分のブログでも使った記憶があります。
当然今となっては完全に黒歴史です。どの記事かわかったら今すぐ消したいのでわかる人いたら教えてください。
なぜこのセリフを使うと馬鹿に見えるのか……ですが理由は2つあります。
理由①:「芹沢の威を借るモブ」という立ち位置がまずダサい。ひろゆき信者と一緒じゃんってなる。
それを言うと偉人の名言引用するの全部一緒じゃんってなるんですがやっぱり芹沢のセリフは特殊だと思うんですよ。
芹沢の場合、作中でも人を馬鹿にしたりマウントしながらの発言が多い。
純粋な本質部分だけ抽出できればいいけど、
マンガのコマを張り付けてしまうと、その喧嘩腰なニュアンスごと相手に投げつけてしまうことになる。
このあたりを問題だと思わないところが「空気の読めない馬鹿」っていう感じを強くしてしまう。
というか、芹沢は部下やライバルだとみなした相手以外だとすごく人当たりが良い。
作中の芹沢自身がそういう使い分けができるので、
なおさらこの漫画を適当に場や空気を読まずに使うとバカっぽさが際立つことになる。
せめて「芹沢のあのセリフを思い出した」みたいな感じで
自分でニュアンスを和らげる工夫とかをしないとだめだろう。
理由②:このコマの引用が行われる場所、だいたい使いどころが間違っている。
「お金をケチった結果うまくいかなかった」とか「ボランティア募集」を馬鹿にするような文脈で使われることが多い。
だがこのラーメンハゲの名言って、実はピンポイントで使える場面はそう多くない。なぜならこのセリフは「金を払う側の立場」の人間が自分を戒めるために使っている言葉だからだ。
ネットでこれを使いたがる人間、断言してもいいが9割以上は金を払ってもらう側の立場だし、実際払ってもらう側の立場からこのセリフ引用を使うことが多い。そういう立場の人間が使っても「うまくハマらない」のだ。「ちゃんと払わないとこういうことになるんだよ」と払う側がいっててもズレている。
そういうわけで、よほどよく考えないと、このセリフの引用が使われる場合、「空気が読めないアホが、使いどころを間違って使っている」という悲惨な状況になりがちなのでバカをさらしたくないのであれば使わないほうが良いと思う。
これほんと自戒を込めて言ってるので、私が過去にラーメンハゲのセリフを使ってる過去記事見つけたらめっちゃ馬鹿にしてくれていいですのでその記事をコメントで教えてください。