「火は~」というのはトマス・ア・ケンピスの『キリストのまねび(キリストにならいて)』からの引用です( ー`дー´)キリッ ……というのは嘘で、この前からプレイ動画を見ていた「JUDGE EYES」のキーフレーズですね。
www.tyoshiki.com
プレイ実況が8章で止まってしまったので、続きが気になって結局自分でプレイすることに。おかげで休み全部潰れちゃったわ……。
ストーリーもよかったけど、ド派手なアクションシーンで敵をぶったおす爽快感が素晴らしかった
龍が如くシリーズは初めてだったけどすげえ面白かったです。
ストーリー自体も謎が謎を呼ぶ展開で途中かなり面白かったのですが、やはり本質は「悪をぶったおす」という部分だったな、と。
推理物だったら事件の全容や、犯人がわかったらあとは推理披露してそれで終わりなんですが、この作品の場合、そこから先が長かった。
最初は姿も見えなかった敵だったけれど、
いざその姿が判明すると、あまりにも強大すぎて主人公パーティーたちだけでは勝てなくなる。
それまで割と主人公の格闘術などのマンパワーや強引な証拠集めなどでごり押しして物事を解決してきたのに
一転して、今度は何度も事件解決への道を力づくで阻止されてしまう。
局所的に起こる戦闘にいくら勝利してもすこしずつ追い詰められていくイライラ展開が続き、
その途中で大事な人間が途中で命を失ってしまったり、勝利への道筋をすべてふさがれてしまう。
「ここで勝った!」と思ってからのある人物の裏切りは、まじかよ……ってなりましたね。
最終的には「結局暴力で勝てない相手には屈するしかないのか……」というところまで追い込まれる。
それでも、主人公が今まで過去から逃げてきた3年前の過去と向き合い、不退転の決意を固めてからは、今まで対立していたやつらも手を貸してくれる展開に。
一計を案じてついに黒幕を裁判所に引っ張り出し追い詰めることに成功する。
あの先生は勝つ側にしかつかねえ。そんな〇〇にあんたは見限られたってわけだ。
その上で、穏やかに弁護士として勝利して終わり、ではなく最後に裁判の場を離れ探偵として最後まで格闘シーンモリモリの展開が続く展開はちょっと無茶ありすぎるやろ、とは思ったけどこの作品ならではのノリと勢いを感じられてすごく好き。 格闘シーンは途中からワンパターンだなとは思ったけど、なんだかんだいって楽しかった。
キャラクターはメインどころはもちろんのこと、モブキャラまで一人一人丁寧に作られていてとても魅力的。
特に好きなのは「滝藤賢一」がモデルの綾部刑事と、やっぱり海藤さんかな。でもみんな印象的だった
個人的には、そーせい株ホルダーとして、「アルツハイマー型認知症」がテーマというのが胸熱だった
この作品ではアルツハイマー型認知症が重要なテーマとして取り上げられている。
認知症が社会的にどれほど問題なのかとか、作用機序まで説明されていました。
また、個人的にアルツハイマー型認知症の開発を実際に行っているそーせいに投資してる身として胃が痛くなる展開に。
なお、そのあとでエーザイも失敗してます。
kabumatome.doorblog.jp
日本の早期承認制度が再生医療分野以外にも適応されていたら、このことごとく治験フェーズ3を失敗していたいくつもの薬が販売されていたってことでしょ?薬を利用する患者の自己責任扱いなら個人的には良いと思うが、医療業界としてはどうなん?と疑問に思う。
— エッグ・サイトウ (@ariafloat) March 21, 2019
こういうことを知っておくと、よりジャッジアイズの展開が楽しめるでしょう。
もちろんですが、アドデックナインのP2程度で国家が動くとかナイナイです。
せいぜいSBIの北尾さんがクソみたいなあおりをするだけです。
また、そーせいの場合は、行政の規定以上に厳しい基準で長期間かけて安全性確認を行っていました。
また、その結果問題があるとわかった時点で即治験を停止しています。
なお特に意味はありませんが、
そーせいの治験停止IRが出たのは2018年9月。
ジャッジアイズが発売されたのは2018年12月。
エーザイの抗Aβ抗体アデュカヌマブの失敗は2019年3月。
ピエール瀧が薬物中毒で逮捕されたのは2019年3月でした。

- 出版社/メーカー:セガゲームス
- 発売日: 2019/07/18
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログを見る
そーせいなどのバイオ株ホルダーはこの作品プレイしながら、作中の描写にマジ切れしながらツッコミを入れたり
HTL0018318の停止のトラウマを掘り起こされてもだえたりもだえなかったりするといいと思います。