私の書いた記事を巡って、石丸を支持することを辞めた人と、石丸信者を続ける人が問答をしていた。
このまとめにいる雪鼠さんという人は
ごくごく典型的な石丸信者のステレオタイプであると思われるため
この人をしっかり深堀りすることで石丸信者の頭の中がちょっと理解できるのではないかと考えて、簡単に観察結果をまとめました。
観察のために用いたスクリプトは有料部分においておきます。
石丸伸二氏支持者の言動と心理の分析
1. 会話における詭弁や話題そらし
「雪鼠」氏の会話において見られる詭弁や話題そらしの例を以下に指摘します。
1️⃣問題のすり替え
Ramiel氏が石丸氏の過去の問題点や行政に関わるべきではない理由を具体的に挙げている のに対し、「雪鼠」氏は
「ダメダメ言ってて、何が前に進むのですか?」
「解決に向けて、動き出しましょうよ」 と述べ
批判自体を非建設的であるかのように捉えさせようとしています。(いわゆるえせポジティブですね)
これは、石丸氏の問題点という論点から、
「何も進まない批判」対「前に進む行動」という別の論点にすり替えるものです。
2️⃣経験不足や成長による正当化
石丸氏の過去の言動に対する批判に対し、「雪鼠」氏は
「ほんの数年前ですが石丸氏も完璧でなく若かったんだな、その経験を活かし今があるんだなと感じました」 と回答しています。
これは、過去の非を若さや経験不足によるものとして矮小化し、
現在の石丸氏を問題ないと見なすための詭弁と言えます。
(これ三沢さんもよくやる詭弁だけどそういう問題じゃないんだよね。未熟だったというならその時のことを本人が反省・謝罪しないとダメですよ)
しかし、Ramiel氏はこれに対し、
「完璧とか若いとかではありません 人としてやって良いか悪いかです」
と反論しており、人としての基本的な問題である点を指摘しています。
3️⃣証拠の解釈の歪曲: (合理的無知といいます)
裁判で石丸氏の虚偽発言が認定された件について、
Ramiel氏がその事実を提示している のに対し、「雪鼠」氏は「裁判所では事実より「証拠」です」 と述べ、
司法判断の根拠が証拠に基づいていることをもって事実そのものを不確かなものとしています。
さらに、「示せる証拠があるかないかの違い 事実は残念ながら第三者にはわかりません」 と主張し、
裁判所の認定した事実を事実ではないかのように扱い、
自身の「わからない」という立場を正当化しています。
これは、都合の悪い事実を不確かなものとして退けるための詭弁です。
ある争点(issue)に関する知識の獲得にかかるコストが、その知識によってもたらされる利得を超える場合に、知識の獲得を控えることである。
(つまり、石丸信者は正しい知識を得ると学び直しになってしまい、今まで石丸を支持していたことが無駄になるため
「あーあーキコエナイ」と言う感じで無知を貫くのが合理的な選択になってしまっています。)
4️⃣論点からの逃避:
Ramiel氏が事実無根のデマを流された場合の気持ちを問う 問いかけに対し、
「雪鼠」氏は直接的な回答を避け、
「このやり取りで嫌な思いをさせてしまいごめんなさい 信じて寄り添ってくれる方がいるのは一番心強いですね」 と返答しています。
これは、自身の信条の核心に触れそうになった際に、感情的な側面に焦点を移すことで論点から逃れる話題そらしです。
また、司法判断の重みについて再度問われた際も、
「どちら側に我が身を置くかで全く変わってきます 第三者には軽々しく言えません」 と述べ、
自身の立場からの断定を避け、
一般的な「第三者」の立場にすり替えることで、石丸氏を批判しない姿勢を維持しています。
これは、石丸氏の行動に対しては安易に擁護や期待を寄せる にも関わらず、
批判的な視点には「軽々しく言えない」とする二重基準であり、
都合よく自身の態度を変えるための話題そらしと言えます。
2. 石丸信者が石丸伸二氏を盲目的に支持する理由と都合の悪いことへの対応
「雪鼠」氏が石丸伸二氏を盲目的に支持し、都合の悪いことを知らぬふりをする背景には、以下の要因が考えられます。
1️⃣「世襲と利権に塗れた腐敗政治」への強い反発:
プロフィールに「世襲と利権に塗れた腐敗政治に反対!! 今度こそ!東京から変わる!!日本を再生しよう!!!」 とあるように
「雪鼠」氏は既存の政治に対する強い不満と変革への強い願望を持っています。
石丸氏は、その発言や姿勢から既存政治へのアンチテーゼとして映りやすく、
「雪鼠」氏の変革への期待を一身に背負う存在となっている可能性が高いです。
2️⃣「再生の道」への共感と期待:
「石丸氏が一石を投じ、その志に賛同した一般社会で努力されてきた再生の道の皆さん 彼らが既得権益に立ち向かい道を開こうとしてます」
という発言から、「雪鼠」氏は石丸氏とそれに続く人々を「再生の道」として捉え、
既得権益に立ち向かう存在として強く支持しています。
これは、特定のリーダーとその支持者集団への強い帰属意識と連帯感に基づいていると考えられます。
3️⃣変革への「わくわく」感:
「今の石丸氏よりもわくわくする人もいません」 と述べているように、
石丸氏の言動や存在そのものが「雪鼠」氏にとって感情的な高揚感や期待感をもたらしているようです。
これは、理屈よりも感情が先行し、石丸氏を応援すること自体が目的となっている可能性を示唆しています。
4️⃣「合理的無知」の選択:
記事中で指摘されているように、「正しい知識を得ると学び直しになるし
今まで石丸を支持していたことが無駄になるから「あえて」とぼけて無知を貫く姿勢」 である可能性があります。
つまり、石丸氏に関する不都合な真実を知ることは、
自身のこれまでの支持や費やした時間・労力を否定することになるため、
無意識的または意識的に情報をシャットアウトし、都合の良い情報のみを受け入れていると考えられます。
これは、認知的な不協和を避け、自身の信念体系を維持するための防衛機制と言えます。