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ペンスルールとハラミ会の話は何度でも蒸し返される

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前職の部下から「仕事のことで相談したくてご飯どうですか?」と聞かれたのでランチを提案したら「私彼氏いるんで、2人でご飯は行けません!」と言われ→その後嫌な予感が当たった - Togetter [トゥギャッター]

少なからぬ職場において

・昔からよくいる察してちゃん(主に女性がよく話題になるが、三沢さんのような残念な男性も多い)が

・受け身すぎて自分で意見を述べないせいで対話が成立しないくせに

・自分の思い通りにならないと自分の主観だけでSNS等に告発を行うことが増え

・SNSは事実検証をせずに告発者を信じがちでえるため最近能力に見合わない殺傷能力が高すぎる権利を保有したせいで

こういう察してちゃん社員などは腫れ物扱いというか地雷扱いされるようになってきている。


この歪んだ構造を最大限悪用したのが石丸伸二による「嘘告発を利用した売名行為」だったわけですが、いい加減このクソすぎる風潮は一回全部叩き潰されて欲しいですよね。


なので、現状において

現状上で述べたような厄介な行為を行う人は、職場において腫れ物扱いや地雷扱いされるのはやむを得ないとは思う。その結果その人が昇進の機会を失うとか適切な支援を受けられないのはそりゃ自業自得でしかないでしょう。

リスクが許容値内に収められないものは、比喩でもなんでもなく地雷そのものであるから、一般人にとっては触れたくないものになるしね。


こういった社員の扱いが現場の人間の責任になる限りは、現場の人間は地雷扱いは絶対悩まないと思います。



とはいえ、これは誰が悪いんでしょう。
どうすれば解決するのでしょうね。
スマートH Rとかが回復してくれるんでしょうか。


犯人探しをすること自体はあまり意味を感じません。例えばミートゥで浮かれてたアホなフェミニストが後先考えてなかった点は問題の一部であることは間違いありませんが、、、それだけが理由でしょうか。逆に、どうして男たちはこんなになるまで放っておいたんだという話になって、どうせ罪のなすりつけ合いになってなんも話が進まなくなるだけです。



マジで現場の人間としては本当に厄介な社員について、一定の条件を満たす場合に人事部預かりに戻すか、先に現場の人間を守るルール(職場版の善きサマリア人の法)がないと確実にそこで現場の組織体制が一人の社員のせいでぐらつくんよな。


勘弁して欲しい。




今日はこれ以上は考えないことにしてペンスルールとハラミ会の話だけ貼っとく。


「ペンス・ルール(Pence Rule)」

このルールは、アメリカの元副大統領マイク・ペンス(Mike Pence)にちなんで名付けられました。彼は、妻以外の女性と二人きりで会わないという個人的な方針を持っていると公言しており、これが特に宗教的・保守的な価値観に基づくものとして注目されました。


この方針は、証券会社や政治家などのプロフェッショナルな環境で、性的不祥事や誤解を避けるために一部の男性が採用している慣習として語られることがあります。


ただし、正式な法律や規則ではなく、個人の行動原則や組織内での暗黙のルールとして存在することが多いです。ペンス・ルールは、賛否両論を呼び、女性の職場での機会を制限する可能性があるとして批判される一方、リスク管理の一環として支持する声もあります。


ペンス・ルール(Pence Rule)の歴史

このルールは、元アメリカ副大統領マイク・ペンス(Mike Pence)にちなんで名付けられた、妻以外の女性と二人きりで過ごさないという行動原則を指しますが、その起源や背景には文化的・宗教的要素が深く関わっています。



1. 起源と背景


宗教的基盤: ペンス・ルールは、キリスト教福音派の価値観に根ざしています。特に、ビリー・グラハム(Billy Graham)という有名な福音派の伝道師が1948年に提唱した「ビリー・グラハム・ルール」が前身とされます。


このルールは、牧師たちが不倫やスキャンダルを避けるため、妻以外の女性と二人きりにならない、食事や旅行を共にしないなどの厳格なガイドラインを設けたものです。ペンスはこの考え方を継承し、自身の生活に適用していました。


マイク・ペンスの発言: ペンス・ルールが広く知られるようになったのは、2017年のワシントン・ポストの記事がきっかけです。この記事で、ペンスが2002年に妻以外の女性と二人きりで食事しない方針を語ったことが報じられ、注目を集めました。

彼はこれを、結婚を守り、誤解や不適切な状況を避けるための個人的なルールだと説明しました。



2. 社会的反響と論争
2017年の再浮上:
ペンスが副大統領に就任した時期にこのルールが再び話題になり、「ペンス・ルール」として一般に広まりました。


保守派の間では、倫理的な行動規範として支持される一方、リベラル派やフェミニストからは批判を浴びました。批判の主な理由は、女性を職場で対等に扱わず、キャリアの機会を制限する可能性がある点です(例:男性上司が女性部下と一対一の会議を避けることで、女性が重要な議論や昇進の機会を逃す)。



#MeToo運動との関連:

2017年は#MeToo運動が盛り上がった時期でもあり、ペンス・ルールはセクシャルハラスメント問題への一つの反応とも見なされました。一部の男性は、誤解や訴訟リスクを避けるために同様のルールを採用し始め、ウォール街や政治の場でこの慣習が広がったと報じられました。



3. 文化的・歴史的文脈
アメリカの宗教文化:

ペンス・ルールは、アメリカの福音派キリスト教徒の間で「純潔」や「誘惑の回避」を重視する文化に深く根付いています。このようなルールは、1940年代のビリー・グラハム・ルール以前にも、宗教指導者や保守的なコミュニティで非公式に存在していました。



現代の職場での適用:

ペンス・ルールは政治家やビジネスマンの間で、倫理的リスク管理の一環として採用されることがあります。しかし、2020年代に入ると、ジェンダー平等やインクルージョンを重視する職場文化の変化に伴い、このルールの適用は議論の的となっています。



4. 現在の状況
ペンス・ルールは現在も保守的なサークルや一部の業界で参照されますが、正式な政策や法律ではなく、個人や組織の選択によるものです。2021年以降、ペンスが副大統領を退任したことでこのルールへの注目は多少薄れたものの、ジェンダーや職場倫理に関する議論で時折引き合いに出されます。


ペンス・ルールはアメリカ特有の宗教的・文化的文脈に強く結びついており、日本を含む他の国ではあまり一般的な概念ではありません。



ハラミ会とペンス・ルールの関係および日本での話題性についてのまとめ

1. ハラミ会とは

ハラミ会は、漫画『モトカレマニア』(作:瀧波ユカリ、講談社『Kiss』連載)の第1巻第2話(2018年)に登場する架空の概念で、「ハラスメントを未然に防ぐ会」の略称です。


このシーンでは、不動産会社に就職した主人公・難波ユリカが、男性社員から歓迎会の誘いを期待するも、「我々は一般女性とはお酒を飲まない」「飲みの席でうっかりセクハラをする自分に嫌気がさした男たちだけで飲む会」として「ハラミ会」を開催していると告げられ、誘われないというエピソードが描かれています。


この飲み会は、セクハラを避けるために女性を排除する男性だけの集まりとして描写され、主人公は「『セクハラしちゃうから女はお断り』っていうのもセクハラじゃない?」「問題の解決ではなく逃避」と批判的にコメントします。



2. ハラミ会の起源とペンス・ルールとの類似性

ペンス・ルールとの共通点:

ハラミ会は、ペンス・ルール(妻以外の女性と二人きりで過ごさないというマイク・ペンス元米副大統領の行動規範)に似た発想を持っています。

両者とも、セクハラや性的スキャンダル、誤解を避けるために女性との接触を制限する男性の行動を指します。

ただし、ペンス・ルールが個人の生活全般にわたる行動規範であるのに対し、ハラミ会は漫画内の「飲み会」という限定的な場面に焦点を当てたフィクションです。



創作の背景:

漫画家・瀧波ユカリは、自身の不動産店でのアルバイト経験や、男性社員が若い女性との距離を慎重に保っていた態度から着想を得てハラミ会を描いたと述べています。彼女は、セクハラの線引きが難しい現代社会での男性のリスク回避行動を、ユーモアと批判的視点で表現しました。




3. 日本での話題化と議論(2018年~)

SNSでの拡散:
2018年11月16日、X(当時Twitter)でハラミ会のシーン画像が投稿され、「ハラミ会はアリかナシか」「女性を排除するのはセクハラではないか」といった議論が巻き起こりました。この投稿をきっかけに、ニュースサイトやブログでも取り上げられ、社会現象として注目されました。


賛否両論:

賛成派:

「セクハラや冤罪リスクを避ける予防措置として合理的」「女性を傷つけない配慮でもある」との声。特に、#MeToo運動後のセクハラに対する過敏な社会情勢や、ペンス・ルールがアメリカで話題になった時期と重なり、リスク回避策として共感する意見が見られました。



反対派:

「女性を排除することは性差別」「問題の根本解決を避けた逃避」「職場での女性の機会を制限する」と批判。特に、女性が飲み会から排除されることで、情報共有やネットワーキングの機会を失う点が問題視されました。フェミニストや一部のXユーザーからは、ペンス・ルール同様に女性差別を助長するとして強い反発がありました。



作者の意図:

瀧波ユカリはXで「ハラミ会はフィクションであり、賛否を単純に描くものではない」「前後の文脈を読んでほしい」とコメント。漫画では、ハラミ会をギャグとして提示しつつ、その問題点(性差別や逃避)も主人公の台詞で示しており、議論を誘発する意図があったと説明しています。後巻では正式な歓迎会が開催され、女性排除が目的ではないことが補足されています。




4. 社会的・文化的背景

#MeTooとセクハラ意識の高まり:

ハラミ会が話題になった2018年は、#MeToo運動が日本でも注目され、セクハラやパワハラへの意識が高まった時期です。男性側が「何がハラスメントになるか分からない」と萎縮し、リスク回避のために女性との接触を避ける傾向が、ペンス・ルールやハラミ会に投影されました。


日本の職場文化:

日本の飲み会は、職場での情報共有や関係構築の場として重要視される一方、セクハラの温床ともなり得ます。ハラミ会は、この文化特有の緊張感を反映したものとして受け止められました。



MGTOWとの関連:

一部X投稿では、ハラミ会やペンス・ルールが「MGTOW(Men Going Their Own Way:女性との関わりを避ける男性のムーブメント)」と結びつけられ、女性との関わりをリスクと見なす男性の増加が議論されました。
ただし、ハラミ会自体は漫画のネタであり、MGTOWのようなイデオロギーとは直接関連していません。



5. その後の展開と影響

一過性の話題:

ハラミ会は2018年末~2019年にピークを迎えた話題で、2020年代以降は議論の熱が落ち着いています。ただし、ペンス・ルールや類似のリスク回避行動は、ウォール街や日本の芸能界(例:ハリウッドザコシショウやEXIT兼近の「女性との接触を避ける」発言)で引き続き語られることがあります。


実社会への影響:

ハラミ会はフィクションですが、Xやウェブ記事では「現実にハラミ会のような行動を取る男性が増えている」「女性との関わりを避けるのが合理的」との意見が散見され、特にセクハラ冤罪を恐れる男性の間で共感を呼びました。

一方で、女性の職場での孤立や機会損失を加速させるとして、組織内でのジェンダー平等を求める声も強まりました。



2025年時点の状況:

ハラミ会は過去のミームとして時折言及される程度で、新たな炎上や大きな議論には発展していません。ただし、ペンス・ルールやハラミ会への批判は、女性差別や「ホモソーシャル(男性同士の結束)」を助長するとして、フェミニスト視点から根強く存在します。



6. まとめ

ハラミ会は、『モトカレマニア』の一場面がきっかけで、ペンス・ルールに似たセクハラ回避の行動として日本で話題になりました。

2018年の#MeToo運動やセクハラ意識の高まりを背景に、リスク回避を支持する声と、性差別や機会損失を批判する声が対立。漫画のフィクションが現実の議論を反映し、職場文化やジェンダー問題を浮き彫りにしました。

作者の意図は単なる賛否の提示ではなく、問題の複雑さを描くことでしたが、SNSの拡散により議論が独り歩きした側面もあります。ペンス・ルールがアメリカの宗教的・政治的文脈に根ざすのに対し、ハラミ会は日本の飲み会文化や職場環境に特化したネタとして機能し、一過性の話題ながらジェンダー意識の変化を象徴する出来事となりました。


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