わたしは卒業を決めてからいっぱい勉強して、いっぱい壁にぶち当たって、いっぱい考えて、いっぱい成長しました。
具体的にいうと10月から16診断がINFPから12月にINTPになって2月にINTJになりました。(16診断JK要素)
変わりすぎなんだよな。
ゆるく解説すると感情で判断するんじゃなくて理屈でもの考えられるようになって、計画を大事って思えるようになったって感じです。
Iだけパーセンテージの変動あんまりないから陰キャは不変の要素ということですね。安心しますね。
ええ!?そんな簡単に変わるものなんだっけ。
というか16personalityってどういう風に使うのが正しいんだっけ? ということが気になったので
この手の性格類型や特性診断するやつを一通り遡って調べてみたよ。
- パーソナリティの分類多様だが、大きくわけて2つある 「性格類型論」と「性格特性論」
- さらに交流分析の理論からエゴグラムが生まれ、ユングの理論から「MBTI」が生まれました。16PersonalityはMBTIをベースとしていますが別物です
- 以上を踏まえて16パーソナリティについて考えてみる
- おまけ:投資やマネジメントについて考えるなら「自由エネルギー原理」が面白い
パーソナリティの分類多様だが、大きくわけて2つある 「性格類型論」と「性格特性論」
個人的にはBIG5理論とクロニンジャーの7因子モデル以外はあんまり気にしなくていいかなと思ってます。
気質(Temperament):
4つの因子(新奇追求、危害回避、報酬依存、持続性)は、主に遺伝的・生物学的な基盤に基づいており、神経伝達物質(ドーパミン、セロトニンなど)との関連が指摘されています。これらは比較的安定しており、幼少期から観察される傾向があります。
例: 新奇追求が高い人はリスクを冒すことが好きで、危害回避が高い人は慎重で心配性になりやすい。
特性(Character):
3つの因子(自己指向性、協調性、自己超越性)は、環境や経験を通じて発達するもので、個人の成熟度や価値観を反映します。これらは後天的な学習や文化的な影響を受けやすい。
例: 自己指向性が高い人は目標を自分で設定し達成する力があり、協調性が高い人はチームでの協力が得意。
理論の背景:
クロニンジャーは、気質と特性を組み合わせることで、個人の性格を多次元的に理解できると主張しました。このモデルは、特に精神医学やパーソナリティ障害の研究(例: 境界性パーソナリティ障害)に活用されています。
TCI(Temperament and Character Inventory)という質問紙がこの理論に基づいて開発され、臨床や研究で広く使われています。
その他にも「学習優位説」「パーソナルコントラクト(心理的契約)理論」がある。
学習優位説はスキナーを発とする、いわゆる「行動分析学」に通じる話ですね。
そしてパーソナルコントラクト理論は経営学における「エージェント理論」と通じるものがあります。
その他「認知・感情システム理論」も参考になります。
さらに交流分析の理論からエゴグラムが生まれ、ユングの理論から「MBTI」が生まれました。16PersonalityはMBTIをベースとしていますが別物です
交流分析(TA)の概要:
エリック・バーン(Eric Berne)が1950年代に開発した心理療法。人間の心を「親(Parent)」「大人(Adult)」「子(Child)」の3つの自我状態で捉え、これらがどのようにコミュニケーション(交流)に現れるかを分析。
例: 「親」状態で批判的に話す、「子」状態で感情的に反応する。
エゴグラムの概要:
バーンの弟子ジョン・M・デュセイ(John M. Dusay)が1970年代に考案。交流分析の3つの自我状態をさらに細分化し、5つの要素(CP: Critical Parent, NP: Nurturing Parent, A: Adult, FC: Free Child, AC: Adapted Child)の強弱をグラフで表す。
例: CPが高い人は厳格で規律を重んじ、FCが高い人は自由奔放。
関係性のポイント:
土台とツール: 交流分析が理論的枠組みであり、エゴグラムはその一部を実践的に応用したもの。
自我状態の深化: 交流分析の3状態をエゴグラムが5状態に拡張し、より詳細な性格診断を可能に。
補完性: 交流分析で「なぜその交流が起こるか」を理解し、エゴグラムで「どの自我状態が強いか」を視覚化。
実践での違い:
交流分析はカウンセリングや対人関係の改善に広く使われ、エゴグラムは自己チェックや性格傾向の把握に特化。
エゴグラムは質問紙(例: TEG: Tokyo University Egogram)で測定され、結果を棒グラフで表示。