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何かを批判する時だけは自分の言葉でやろうね

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誰とは言いませんが。

もちろん引用をするのはいいけど、他人に喧嘩売ってきてるのにコアの部分が他人の引用しかないとか、嫌いなものについて延々とRTしてる人間って、こいつ生きてる価値ないんじゃね?と思っちゃうくらい嫌いなのでそれだけは本当にお願いします。。。

ただ思うに、私がそういうことやるとしたら、それはどうでもいい人間相手なので、どうでもいいと思われてるということなんだろうなと。じゃあ私も無視していいよね。それ無視しても逃げたとか言わないよね。。。

そう考えると、もともと、自分に届くような言葉でない限りは無視安定でいいのかな。うん。。


「王様の仕立て屋~サルトリア・ナポレターナ~」13巻あるいはコロプラ訴訟についての話

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私はいままでにブログで300以上のマンガ作品について適当に独り言を書いていますが、そんなわたしが今連載中のマンガの中では現在一番好きな作品なにって聞かれたらこの「王様の仕立て屋」になります。
おすすめマンガランキングであまり見かけないのであまり読まれてないのかな……打ち切りになったら嫌だな、などと余計な心配をしたこともありましたが、第一期32巻、第二期13巻、第三期5巻、と50冊目を越え、売上も1巻あたりコンスタントに10万部ほど売り上げているとのことで読者はたくさんいるようです。

人間関係の積み重ねは有るものの、基本的な話の流れは決まっているため、どこからでも読むことが出来ます。

①それなりの社会的地位や人生のバックボーンを持つお客さんが仕立て屋である主人公のところにやってきて
②主人公に仕事や人生の悩みを打ち明けた後オーダーメイドの服を発注し
③仕立てられた服を来て自信を得ることで、立ちふさがる問題を乗り越えてめでたしめでたし

この作品本当に好きで、是非他の方にも読んで欲しいのだけれど、自分もあまり過去どういう話があったとか覚えてなかったりするので、また読み返してご紹介していければなぁとか思ってます。去年は「金田一少年の事件簿」全60冊以上のまとめをしたので今年はこれのまとめを作りたいと思ろうかなとかも思うのだけれど、なんせ1冊あたりの密度が非常に濃く、読み返すだけでも大変……。

と、まぁそんな話は置いといて、「コロプラ任天堂の間の争い」を見て、この第二期の13巻を思い出しました。


13巻では、あるカジュアル服ブランド・メーカーが、その時のレディス用に発表したフランネルシャツの柄に「タータンチェック」の柄を使ったところ
とある貴族より、そのタータン格子のデザインが氏族の意匠を剽窃したものである、という訴えがなされ、差し止め請求を出されてしまう。

これについて、ブランドは発売前だったこともあり、損害を覚悟の上で直ちに公式ページに謝罪文を発表の上、発売を停止すると決定。

同じ世界で情報を共有して生きている以上。発想が似通うことは珍しくないわ。
でも、剽窃の意思がなかったとしても、それを証明して納得してもらうことが不可能な以上、後発は遠慮する。それがブランドのプライドよ

ところが、その後、貴族側よりとある課題をだされ、それをクリアすれば商品として認める、と言われたため
ブランドは宣伝は自粛したものの、生地の生産中止という決断をせず、出荷の準備を整えつつ課題に挑む。
そして実際にその課題をクリアして許可をもらったことにより、胸を張って宣伝を開始し、出荷も開始した。


しかし、この後、同じ貴族の別の人間が同じように訴えを起こし、また差し止めを請求してくる。
これは流石にブランド側も受け入れられない

お待ち下さい。発売前ならまだ当社も身を切る選択が出来ました。
しかし、発売して宣伝を始め、追加発注をした今、中止などしたら大損害です。
一度お許しを下さりながら、今になっての撤回は無理無体……

そりゃそうだよね。さすがにもはや引くに引けない状態になってからの訴えはえげつない。
これを認めてしまうと会社が一発で傾いてしまう。

ここまできたら中止はありえないわ。ここで退いたら大損害よ!
何が何でもまかりならんというのなら、最初から認めないでほしかった!
すでに工場で大量生産に入っていたから中断もままならない。
このタータンを使いこなしてみせることでようやく現当主のご理解を頂けたんじゃない。
チャンスがもらえるならクリアしたくなるじゃないかーーーー!!

しかし、そもそもが、既存の意匠に関する調査が不十分だったことから突っぱねることは難しい。
「どうすればいいんやー!!?」という展開になります。


まぁコロプラの場合とはちょっと違うけれど、やっぱりこういう話って結構あるんだね、と。
コロプラも、このブランドと同じように、もう引くに引けなくなってるんじゃないかなぁと思いますね。
コロプラはどうなるかわかりませんが、この作品ではうまく問題を解決しているので興味が有る方は是非読んでみてください。


王様の仕立て屋 13 ~サルトリア・ナポレターナ~ (ヤングジャンプコミックス)

大河原 遁 集英社 2016-04-19
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おまけ コロプラがどのくらい引くに引けない状況になってるかというお話

コロプラはたくさんのゲームをリリースしていますが、
http://applion.jp/iphone/developer/376314072/

決算説明会資料 | IRライブラリ | IR情報 | 株式会社コロプラ
決算資料からは「白猫プロジェクト」から「ドラゴンプロジェクト」への世代交代はうまく行かずアニメ化までした「バトルガールハイスクール」も全然振るわなかったことがわかります。
そもそもめっちゃくちゃ面白いというわけではないけれど、鬼のように大量のイベントやキャラ投入、仕様の追加追加追加で人気を維持してきた作品なので、今更同系統のゲームで白猫より面白くなるかというと難しいと思います。

結局のところ売上的には「白猫」が4割以上、「黒猫」が2割強。「白猫テニス」が1.5割という感じで白猫たよりです。
f:id:tyoshiki:20180113151423j:plain
もし白猫などの「プニこん」関連がダメになると、売上520億の半分以上、270億くらい吹っ飛びますね。 白猫だけでも年200億の売上がいきなり消滅します。


もしそうならなかったとしても、ゲーム差し止めの可能性がある訴訟が長引いてしまうと「課金控え」が発生しますから売上が計画より大きく落ちることになるでしょう。

白猫プロジェクト - iPhone & iPad アプリランキング [$$308413110]
http://applion.jp/iphone/app/895687962/
すでに白猫プロジェクトの方売上が100位圏外になっているようです。(去年は3位~7位の常連でした)

白猫テニス - iPhone & iPad アプリランキング [$$308413110]
http://applion.jp/iphone/app/1062497483/
白猫テニスもぷにコン使用とはっきり書いてあるから、訴訟で負けたらこっちも何かしら影響有るでしょう。


コロプラはここ1年間から白猫プロジェクトの売上が急激に失速しており、
ここ数ヶ月で大量に広告宣伝費を投入することでようやく客足が戻ってきたところだったのに
そのタイミングで訴訟があったことでせっかく戻ってきたファンがまた離れていくことになっており
別にそれを狙ったとか言うつもりはないけれど、えげつないですね。


ちなみに任天堂の訴訟額は44億+遅延金とのことですが、
ぷにコン特許が任天堂の特許を侵害した額が44億で、その他がライセンス料+遅延金だったらかなり地獄。
特許ライセンス額がは売上に対するロイヤリティという形割ということになるため、
2014年に投入されて900億以上の売上を叩き出してきた白猫プロジェクトの1割としてもさらに90億上乗せになりますね……。
このあたり、結構気になるところです。


今までは営業利益率3割以上、純資産700億もあったんだね……

コロプラは1200人ほどの社員がおり、広告費を除く人件費・固定費が年間140億程度あります。
20億程度は削減できるとしても、250億以下の売上で120億の固定費。

・ゲーム運営に附随する変動費(去年は25%程度を負担)も考えると
・広告費(2017年度は50億円以上)
・新しいゲームを開発(開発費・外注費などで20億以上)

うん、確実に会社が吹っ飛ぶね。

いきなり起死回生で新作が大ヒットしない限りはリストラ不可避だと思います。

まぁ純資産が700億もあり、すでに株価も時価総額1300億以下まで下がってきているので
会社が潰れるとか、株価がさらに半額まで、ということは無いでしょう。

しかし、上でも述べたように、
コロプラの最大の問題点はミクシィほどではないにせよ「白猫プロジェクト」依存が高すぎて、
次の事業の柱となるヒット作が出せる見込みがまったく見えてこないということです。
白猫プロジェクト」がなくなったら、会社のビジネス前提そのものが崩壊してしまいます。


ソシャゲー会社って、一発当てれば本当に夢があるけどやっぱりなんか好きになれんわ……。

ここは白猫以降どのゲームも微妙なのばっかりで迷走している感が強かったので、
いっそのこと出直しということで儲けたお金でVR技術とかを頑張っていただければいいのに。。。

「異世界法廷」 賭けグルイの作者さんの異世界モノ

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評価★(個人的評価★★)

「賭けグルイ」の作者である河本ほむらさんは、話をコンパクトにまとめるのが非常に上手な方だと思います。
「賭けグルイ」も、1つのエピソード「敵の紹介→ゲームの紹介→ゲームの駆け引き→決着」までをきっちり1冊に収まるように形を揃えてくれるので単行本を手に取りやすいですし、「煉獄デッドロール」も、なにかとダラダラ長引きがちなデスゲームものをきっちり6巻におさめている。きちんと最初の時点から話を設計して作品を作っているのだなぁということが伝わります。 


そんな河本ほむらさんが、いきあたりばったりでルーズになりがちな(決してわるいことばかりではないですが)「異世界転生」ものをどう料理するのか個人的には興味があります。

題材は「法廷」。 日本とは全く常識が異なり、身分制度がはっきりしており、「法の支配」という観念がいままでなかった世界において、弁護士を目指していた青年が「日本の法律」を浸透させる役割を果たすことになる。というお話です。萌えの概念がなかった異世界に萌えの概念を持ち込もうとしたオタクが主人公の「アウトブレイク・カンパニー」という作品が、バカにしていたら、異文化との交流を描いた作品として面白かったという実例があるので、この作品にも期待が持てますね。


アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者18 (講談社ラノベ文庫)

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「人の命は(法のもとには)平等」という建前がないとどうなるか

第一話からなかなかぶっ飛んでいます。
「貴族の馬車に轢かれそうになった町民の命を救うために、貴族の馬車に横からぶつかって止めた」という行為が問題として論じられます。

日本人の常識であれば、これは「緊急避難」ということになります。人の命を救うためにやむを得ない行為は、「これによって生じた害が、避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り」罰しない、というルールですね。

多分、日本人であれば納得するでしょう。なぜなら、人の命は平等という法の建前があるからです。 ところが、この世界では「貴族と平民の命は平等ではない」のでこの主張はあっさり否定されてしまいます。

では、この国の常識や思考に則って、どのようにこのルールを適用するか。そういうところに頭を使っていくわけですね。

結果として、主人公は「貴族と平民の間には違いが有る」ということは否定しなくても、「一人の国民の命」と「貴族の軽いケガ」という違いであれば、緊急避難の要件は満たせる、という形でこの問題をクリアします。


こんな形で、私達が普段あまり意識していない法律について、法律がいかに自分たちの権利を守っているか、そしてその法律の前提となっている常識はどういうものかについて、「異世界(異文化)」の存在を通して意識・理解してくことができるようになっています。


もちろん、現代の日本でも、「今の憲法はアメリカに押し付けられたものだから改正せねば」みたいに言ってる人がいることでワカルように、「日本と違う文化や常識を持つ国家に、日本の法律を無理やり適用する」というのはかなり問題のある行為でありますが、そのあたりはフィクションだからと目をつぶって楽しめる人にはおすすめできる作品だと思います。(まぁGateみたいに武力を背景に押し付けてるわけでもないし、この世界には魔王と戦う勇者などもおり、そのうえであくまで国のバックグラウンドで一人孤軍奮闘しているようなものだから、あまりそういう心配はしなくていいようになってます)



ただ、発想はとても面白いのですが絡め手でせめているせいか、「逆転裁判」のようにストレートに弁護で勝利する快感は無いかもしれません。
この作品の3つ目の弁護などは、逆転裁判1の「やっぱりヤハリ」くんを彷彿とさせますが、似たような事件を見るとやはり「キャラクターの弱さ」は否めないところです。「賭けグルイ」のような顔芸や大げさなやりとりで対抗すべき、とは思わないけれど、「キャラクターの個性」、とくに「敵である判事」に魅力がないとやはり盛り上がらないかも。

このあたりマンガって本当に難しいなぁと思います。


異世界法廷 ~反駁の異法弁護士~(1) (角川コミックス・エース)[Kindle版]

大庭 下門 KADOKAWA / 角川書店 2016-12-31
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追記
3巻で終わりだった。 やはりもう一つ盛り上がりに欠けた感じだった。 ライバルのようなものが早く登場するか、単なる弁護にとどまらない何かがほしかったですね。。。

BTOOOM!25巻 マンガで結末を「分岐」させるとは面白い

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評価★★(個人的評価★★)
デスゲームもののマンガの中でも最長クラスの連載であったBTOOOM!。

最初はつまらない作品だと思っていたし、今でもキャラクターとかの魅力はあんまりない作品だと思ってますが
「元ゲームデザイナー」の作者の本領とうべきか、途中からはシーソーゲームのように状況が入れ替わり、先の読めない展開になってきて楽しみながら読んできました。

いよいよ次の26巻が最終巻になるようです。 

ここで、なんと最終巻はLightルートとDarkルートに分岐するそうです。
どういうことかというと、作者がどっちの展開も描いて、同時に発売するらしい。

これ、単にエンディング分岐するって話じゃなくて、25巻まで話を積み重ねてきて、実際どちらの展開も可能という拮抗したバランス状態にしているのが素晴らしいと思うのです。私は以前どこかで書きましたが物事について「BADEND」をあわせて想像することのが大好きなので、自分もそれぞれの展開を想像しながら最終巻の発売を楽しみに待ちたいと思います。



これまでの展開(ネタバレ嫌な人は読まないよう注意!)

(1)最初は参加者同士で殺し合いを強制されて、何人かの犠牲者がでました。


(2)途中で主人公たちに「島外」から連絡があり、それをきっかけにして、「島外」の人間の協力を得て主人公を中心に数名が協力して脱出計画を企てることになります。

(3)これは失敗しますが、この時の揺さぶりのかいあって、「島外」の協力者がゲームの主催者たちからコントロールを一時的に奪うことに成功。主催者に抵抗する勢力からの救助も到来してクリアが見える状況になってきました。

(4)しかし、主催者側も兵隊を島に送り込んで生存者を皆殺しにしようと襲い掛かってきたため島内では「生き残った参加者と救助隊が協力して、主催者の兵隊たちと戦う」ステージに変化しました。


(4)最終的に
「島内」においては主催者達の兵隊を倒し、かつシステム的にはゲームクリア状態になりました。
しかし「島外」では、協力者たちが鎮圧され、主催者側にコントロールを奪い返されてしまう。「島外」の協力者も一矢を報いることに成功し、島外の人間が自分たちを皆殺しにして口封じをすることだけは防いだものの主催者側が圧倒的に有利な状況に戻ってしまいます。


(5)主催者からは、少し妥協した形でゲームの続行を再び迫られます。

さて、ここで「読者が最後の展開を選択できる」ことになりました。


→主催者に従い、生き残ったメンバーで殺し合いを続けるか(真実編)
→主催者に従わず、生き残ったメンバーで協力してゲームから離脱することを目指すか(友情編)



当然、私は「真実編」を選ぶぜ! 友情編は発売されてもしばらくは読まないことにします。


BTOOOM! 25 (BUNCH COMICS)

井上 淳哉 新潮社 2018-02-09
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自分の感情のメンテナンスの第一責任者は自分って考えておいたほうがいいよねという話

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ネットでは、奥さんの夫に対するモヤモヤアピールをよく見る。コレに対する男のアピールってなんだろうと思うと、いじめられてるアピールになるのかなぁ。夫がひどい、妻がひどいってのはどっちの性別も言っててコレ自体はお互い様だなぁとは思うんだけど、はっきりと言い方が違うなとは思う。

男からすると、女性の方々が言われているモヤモヤ話は「言いたいことはわかるが、表現方法のち外のせいかかなりイラッとする」わけだけれど、おそらく女性側も、男がtwitterでやってる恐妻家話も、すごいイラッとするんでしょうね。


まぁそれはいいとして。

私が思うのは「モヤモヤ」をアピールする女性の方々、あるいは「妻が怖い」アピールをする男の方々は、反対に夫が何にモヤモヤしてるとか妻が何を怖がってるかを考えたことって有るんかなぁということですね。「自分だけが我慢してる」と思ってるのでなければ、「とりあえず自分はこういうことに怒ってます」は言ってもいいと思う。ただ、「自分だけが我慢してる」と思ってる人は、一方的に相手をやり込めようとしたり、どうせ話ししても無駄だと勝手に早合点して黙って怒りを溜め込んで爆発させるのでクソだと思います。そういう人が不幸な顔をしてるのを見ると、知らんがな、っていいたくなる。


これは別に「話し合え」って言う話ではないです。必ずしも話し合う必要はない。どうするかは自由にしたらいいけど、自分の感情のメンテナンスは、まず自分が責任もってやんなされよ、ということです。夫婦の関係でままならないことがあるのは別に片方だけの責任ってことは絶対にないけれど、「自分の機嫌が悪いのはまず第一に自分が原因」と考えるのは当たり前だと思うのです。話し合わなくてもいいから、それならそれで、自分でコントロールできるような手段を持っておくことは必須でしょう。

それができる人が、男でも女でも、立派な人間だと思うのです。


そういう認識で、twitterにモヤモヤを吐き出して共感してもらえたらそれで満足ですっていうなら全然いいと思います。逆に、それで余計にモヤモヤするなら別の手法を考えたらいいんじゃないですかね。


このまとめも、発端のツイートしてる人はそのあたりわきまえてらっしゃるようだしいいと思うのですが、それに乗っかって喚いてる人は、そのあたりどうなんでしょうかね。


別にこれは自己啓発的な話じゃなくて、そういう風に考えられない人は、どうやって自分の感情をメンテナンスしてるんですか。まさか相手が自分のメンテナンスをしてくれることを前提に考えてるんですか。相手が機嫌をとってくれるまでずっと機嫌悪いまんまなんですか。夫でも妻でもいいけど、それを常に配偶者に求めるのが当たり前だと思ってるんですか?あなたは、そんなに偉い人なんですか? あるいは、自分の感情は相手に完全に支配されてるんですか? いつまで中高生の恋愛の延長で考えてるんですか?


病気とか特別な用事の時に慮がってほしいとかそういうのはわかる。ただ、「ホームポジション」を間違えたらいかんと思う

男はそういう「自分の機嫌が悪いのは妻のせいだ」を当たり前と堂々と言える人は少ないと思います。男でそういう考え方の人がいたら、間違いなくDVをやらかすことになるでしょうから。とはいえ、女性でも一緒ですよ。自分の機嫌が悪い時にそれを相手のせいにして当たり散らすのが常態化してたら、それは女性だってDVをやってるってことになるんじゃないかとは思います。



私はとにかく

・後先考えずに
・相手の落ち度だけを見て
・自分を棚に上げて
・自分だけが被害者であるような顔をして

怒ることが出来てしまう人、しょっちゅう不機嫌になってる人

には嫌悪感しか感じないです。

そういう人は、たとえ言ってることが正しくても私の中では等しくゴミです。

私は論理を重視しますが、それ以上にトーンポリシングを肯定しています。批判するときほど、怒るときほど冷静になって丁寧にやらねばならぬと思ってます。




まとめ。
私は怒りはしないけど瞬間的に「イラッとする」ことは非常に多いです。自分と他人は別の存在ですから、違和感や不快感とかそういうのは常に感じます。私はかなりイラッとし易い人間だと思ってます。
そのイラッとした気持ちは、できるだけ自分の言葉で表現して、理解しようとします。モヤモヤした気持ちになったのであれば、それが小さい内に言葉にして、一旦自分の外に出してしまうようにします。そのほうが自家中毒起こさなくてよい。だからネットでイラッとしたことはブログに書くし、仕事やプライベートでイラッとしたことは日記に書くようにしてます。

モヤモヤを処理しないまま抱えているとどんどん不機嫌になっていって、自分で処理しきれなくなってそれを相手のせいにするようになる。そうなったら、もう終わりだと思います。普段キレイゴトばかり言ってて中にどす黒いもの抱えてるとかなったらもうなかなか自分でも取り返しがつかなくなりそう。

定期的に心のデトックスはやる必要があるし、それはまず自分がやるべきだということは強く認識しておきたい。どうしてもダメなら、夫とか家族にぶつけるのもいいけど、プロのカウンセラーに相談した方がいい。

そのあたりを全部サボってる人が不機嫌だとしても知るか。たまにネットでそういう人見かけるけど、他人のことより自分の世話をちゃんとやれよバーカって感じです。

「将来的に死んでくれ」 タイトルは不穏だけどギャグ✕百合

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評価★(個人的評価★★★★)

最近twitterで神絵師さんへのリプ用画像としてよく見かけるこれとかこれ。……見かけるよね?
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この元ネタとして読んでみたらめっちゃ面白かった。
いやもうこういうの大好き。他人にオススメできるかというと人を選ぶとしか言い様がないけど笑いっぱなし。

百合といっても、一般的なイメージのものと違って、主人公の女の子が、とある女の子に一目惚れしてしまい「心にち◯こが生えてしまった」状態。
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女の子同士であることをいいことにグイグイセクハラまがいのアタックを暴走気味に仕掛けていきます。

これで相手の女の子が嫌がってたらダメなやつだけど、女の子側もしっかりしているので、この暴走した主人公を嫌がってないというかからかったり面白がったりしてて、漫才のノリツッコミを観ているような感じです。どっちの女の子も可愛いし最高やなって。

からかい上手の高木さん」が好きな人にオススメ。

将来的に死んでくれ(3) (講談社コミックス)

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「トリニティセブン」 どんだけこの作者は奈須きのこが好きなんだよ

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評価★(個人的評価★★★)

アニメでやっていたのは9巻までであり、その部分までは「7つの大罪」をベースとしたお色気っ学園モノ物語って感じだった。

なのであまりそれっぽい要素は感じなかったけど(「魔法」と「魔術」の話くらいとか幾つかはあったけど)、10巻以降は、お前どう考えてもそれfateだろ、ってネタが随所に出てきてクスってなる。

お前それ完全にギルガメッシュやろ!って話だとか
お前それ完全に「オルタ化」してるやろとかいろいろいろいろ。

特にこれは絶対わざとやってるよね!

「神禍眼」!モノの死を視る邪眼ですか!

空の境界 the Garden of sinners(7) (星海社COMICS)

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こんなん笑うに決まってるやんww



とはいえ、別にオマージュとして取り上げているだけだし、何と言ってもこの作品は奈須きのこ作品だけからパクってるわけじゃなく、ありとあらゆる作品からパクりまくっている。最新刊で明らかになる主人公の設定とか見たらまぁ「幽遊白書」を思い出さない人はいないだろうってな感じですし。一事が万事そんな感じ。とにかく面白いと思うものを貪欲に集めまくってるので、ここまでやられると「いいぞもっとやれ!」ってなってくるから不思議。

別にパクってるだけじゃなくて、ちゃんとベースは独自に作っていて(とある魔術のインデックス的なもので)出来ていて、あくまでそれらをネタとして組み合わせてちゃんと一つの作品にしているしね。パクられた元の作者さんが文句言わない限りはまぁいいんじゃないでしょうか。 

とにかく面白いものをなんでも詰め込んでやろう、という意気込みに溢れた作品であり、大量に出て来る中ニワードの数々の原典をWikiとかで調べると面白いので個人的には結構気に入ってます。 主人公つええというよりは、主人公を取り巻く女の子達が群像劇のように頑張るという展開は「グリザイア」シリーズが好きな人にはおすすめです。



トリニティセブン 7人の魔書使い 17 (ドラゴンコミックスエイジ な 3-1-17)

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というわけで面白いとは思うのだけど評価はちょっと低め。

いろんな作品から設定寄せ集めて換骨奪胎するのはいいと思うけど、どう考えても設定過剰だし、その説明の仕方はお世辞にもうまいとは思わない。 とにかくこの作品、設定がめちゃくちゃ多いだけれど、それが作者の自己満足になってるところが多々あると思う。読者への説明が後出しだと感じることや、「必然性」が理解できないものが多く、「これはそういうものなのだ」と受け入れて行く心がないとかなりしんどい。

どちらかと言うと、この作品読んでたら、自分も何かこういう設定をてんこ盛りにした作品書いてみたくなる、という意味で刺激的な作品だと思います。

「ミスミソウ」完全版 まともに読もうとするとヘンテコな話

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この作品には「精神破壊(メンチサイド)ホラー」と銘打たれている。メンチサイドの意味は

長い質問、薬、拷問などを用いてとして、人の価格と信条を徐々にむしばんで、破壊して、急進的に異なる考えを誘導する組織的努力

要するに、この作品の舞台は、春花の精神を崩壊させ「殺人鬼」として作り上げるための実験場だったってことですかね。これは意図的に春花をぶっ壊し、陰惨な殺人劇を繰り広げさせ、それを上映するという悪趣味極まりないショウだったんだなやっぱり。

いじめっこたちの描写について

というのも、いじめっ子たちの描写が極めて不自然なのである。


他の生徒は全て春花をぶっ壊すための道具である。あらかじめ同じように、田舎の閉じた世界に高校生たちを集め、ろくな家庭を与えず精神を蝕ませる。容姿や能力にも秀でたものがなければ、夢があってもそれを目指すと必ず叩き潰される。徹底的に閉塞感を与え、なんの娯楽も与えない。それでいていじめだけは黙認する。子どもたちの感情を、全ていじめという方向に向けるための舞台装置が出来上がっている。


そんな中、いじめをやってるやつらは、殺される前にそれぞれの生活描写が描かれるが、恐ろしく平凡である。部活動とかやってる生徒が居る描写がある中、いじめに参加しているやつらは、たいていが容姿は醜く、秀でたものもない。群れているやつらに「いじめ」以外のつながりも感じられない。何一つ特徴がない。おそらく、この狭い学校の中でさえ、ヒエラルキーでは下位あるいはハグレものの存在ばかりだろう。リーダーの小倉妙子でさえ普通程度の存在でしか無いと思われる。

普通だったら、こういうやつらはいじめをする資格すら与えられない弱者である。こういうヒエラルキーの人間が悪いことをしていたら、より上のヒエラルキーの人間からたしなめられるからだ。しかしなぜかこの学園ではそういう力学が働かない。

こんな感じでこの作品、学校の描写が無茶苦茶なのだ。いじめがある時は学園にいじめをしている生徒以外いなかったような感覚を与える描写なのだが、いざ春花が復讐を始めると、いきなり学校に他の人間が出現する、というような感覚だ。もしかして、本当にそうなのかもしれない。作中人物はそのことを認識できないが、途中で人員補充がされているのかもしれない。


とにかく、この作品は、最初から完全に主人公の家庭以外の登場人物は「洗脳」されている状態であると思われる。いろんな異常を認識できなかったり、最初から過剰に暴力的になっている。閉塞的な家庭云々の描写ははっきりいってミスリードであろう。

春花は殺人鬼モードになりきらなかったためgdgdな形で全滅した

いや、主人公である春花でさえも何らかの暗示が仕掛けられていると思われる。それは「いじめっ子たちに抵抗しない」という暗示だ。いじめっ子たちによって家族を殺された後も、急に復讐モードに移行するわけではなく、しばらくはおとなしく過ごし、いじめに対してもただ耐えていた。ある行為によって殺意が完全にONになるまでは本当に無抵抗だったのだ。


このあたりのトリガーがよくわからない。

少なくとも春花は家族の復讐という行為ではあまり行動していない。

春花が能動的に襲って殺したのは久賀だけである。この久賀だけが狙われたのは、スイッチが入っている時の春花にいじめっ子の一人が「おかあさんに火を付けたのは久賀だ」といったからだと思われる。それ以外は復讐されるという恐れから「自分たちから春花を襲ったことによって」反撃で殺されている。

その証拠に、小黒は春花に殺されたわけではないし、佐山を殺しには行かなかった。
一方で、ミツルに対しては明確な殺意を向けている。

このあたり、単に感情を制御できてないとも言えるし、チグハグな感じもする。

などなど、まともに読もうとするといろいろと意味不明だなぁと思った。


結局のところ、いじめを見て見ぬふりをした担任の南は保護者との争いの中で事故死し、小黒は佐山に殺されたり、佐山もどさくさで殺しちゃった感じでスカッとしない。
まぁそのスカッとしないのは意図的なものなんだろうけれど、それにしても春花の描写はもうちょっとなんとかならんかったんだろうか。

おまけ1

・ミツルは春花の妹のショウコをたすけられたのに焼かれているところを撮影していた変態。
・小黒は、ミツルではなく春花のことが好きなレズ。

おまけ2

完全版には、描き下ろしとして「いじめが始まる前の小黒と春花のやりとり」が描かれてるだけで、大した内容ではないのですでに読んだ人には不要。

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男が女の「どうでもいい」おしゃべりに付き合える時間は15分が限度である

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以前紹介した「理不尽な女 鈍感な男」からネタ紹介。

その1 女性は前交連という感情の通り道が太くできていて、怒りや悲しみ、不平不満などの情報を増幅させやすい。

一回マイナス方向に考え始めるとすべての要素をマイナスに結びつけて捉える傾向がある。さらにセロトニン分泌が男より少ない。
 →不安におちいった女はちいさなことで揚げ足取りを取る。
 →女がストレスを解消する方法は基本的に不平不満を口にだすことしかない。男と違ってとにかくしゃべらないと解消されない

ネットでは女性もモヤモヤが垂れ流しになっていて、男としてはなんだかなーと思うことが結構あります。男も愚痴っぽいことは書いてますが、普通の男だったら書かないことでも女性は平気で書くのだなぁという感想を持つことは結構あります。もちろん逆に、女性から見れば男性の悩み事を書いて、なんでこんなつまらないことを一生懸命語ってるんだ、みたいなのいっぱいあるでしょう。相手のネガティブな語りは「自分の感覚で判断しない」が大原則ですし、公の場ででかい声でしゃべらないのがマナーです。togetterに愚痴や批判をセルフまとめしてる人間ははっきりいって狂人とみなして問題ないと思います。


その2 女性は小さな幸せがたくさんある方が好き。

・女性は急にビッグな幸せが来ると不安を感じる。(QBSK)常に妬み嫉みの世界で生きている生き物だからしょうがないらしい。
・「女社会ってほんとにジメジメしていて気持ち悪い。その不満を男に解消してもらおうとするから余計めんどくさい」
・そのくせ「このくらいの幸せなら誰も怒らないよね」という計算をして常に他の人より自慢したがる

言わなくても分かってくれると思うけど、これは私の意見じゃないから注意な。女性からしても「他人の女性のこういう振る舞いは」あまり好ましいと思わないけれど、でも自分もそうなってしまうのだ、と自虐混じりに語っているのが面白い。 今の時代、「男に解消してもらおうとする」人ばかりではないと思うけれどね。


その3 女にとって言葉は軽い。メールでのやりとりですら会話の延長線上。

・女の脳は幾つものことを同時並行で処理することが可能だが、男はできない。自分の彼氏や夫に対し、仕事の途中に仕事以外のことを考えるよう要求するとかいう女は男のことを何も分かってない
→とはいえ、男の側としても女のメールをすべて無視することは難しい。なので、時々女の気分が良くなるメールを送ることが大事だとかそういう話らしい。

他にも、テレビを見ている途中の男に声をかけても動かないことに必要以上にイライラしても無意味、とかそういう話もある。

ちゃんと本を読んでもらえば「タイミングさえしっかりつかめば男って女がおもってる以上に快くいろんなことをやってくれるし、タイミングを間違えると男は女が思ってる以上にいろんなことを嫌がる」ということを理解することの重要性を書いている。
男と女のコミュニケーションにおいて軽視されているのがこのコミュニケーションの「タイミング」で、ある意味会話の内容なんかよりよほど重要だと思ってる。。私は昔から女性が結構な割合でこちらのタイミングを尊重してくれないことにめちゃくちゃストレスを感じていたのだが、女性は自分が何かやってる途中で声をかけられてもあまり気にならない人が多いらしいと聞いてとても驚いた経験がある。女性もそうだろうけれど、男性は、女性が思っている以上に「タイミング」良く話しかけてもらうだけでめっちゃ尊重されてると感じる人多いのではないかしら。


その4 女は男に浮気されると生きていけない生き物だった(かつてはね)

そのため浮気センサーが非常に発達している。浮気というものにたいしては敏感だし、浮気を許すかどうかは死活問題。

センサーが過剰すぎて、「浮気をしない」男に対しても不審な行動があったら問い詰めてしまうらしい。まぁそれはいいのだが、「ダウト」に失敗すると、ペナルティーとして男から女への好感度がめちゃくちゃ下がることを理解してない女性の方が多いらしいというのはわかる。女の人ってなんでカジュアルに他人に対してカマかけようとする人いるのかな。これ男からしたらめちゃくちゃ侮辱にあたるのでホントに自重して欲しい。

男性は「相手に信頼されている」という感覚が死ぬほど重要なので、逆に言うと「心あたりがないのに疑われる」という行為は死ぬほど嫌いです。男どうして何らかの疑いを向ける行為は、マジで宣戦布告に相当しますが、なんか女性の方無自覚にやってくる人結構いるよね。 好きな女性から一回でもこれをやられると男性はめちゃくちゃ傷つくし、女の人に心を開かなくなります。ぶっちゃけると、次から女性にいろいろ隠し事をする可能性が高まります。逆に「信じられている」と思っている間はまず嘘をつかないし、積極的に話をしようと思います。
女性は好きな人にはなんでも共有して欲しい生き物なのだそうですが、男は必ずしもそうではないです。というか女性だってそうだと思うんだけどなぁ。とにかく、「共有してないこと=隠し事」みたいに感じてその感覚をそのまま相手にぶつけたら、男だろうが女だろうが不愉快だと思うんですが違うんですかね。

その5 女は、一定でないからだと心を抱いてなんとか日常を正常にこなすことに、エネルギーの大半を費やす。

男と違って、昨日の自分が今日と同じコンディションという安心感がないのだから、あまり長期的なことを考えることよりも、その日一日一日を大事に過ごそうとするのは当然。

逆に、男がよく理解してないこととして、女性は一日ごとの充実が非常に重要で、「次の日が大事だから」とか「将来のため」みたいなことをして、その日一日を疎かにするような態度を男が取ると機嫌が悪くなるんだとか。これは素直に尊敬すべき態度だと思う。そういえば、職場にいる女性は、何かしら習い事とか決めたことを必ず継続してる人が多いですね。必ず次の日に何か話すネタがある。私は特に冬場は、体調が悪かったり寒すぎると、なにもしないままその日を終えることとか結構ある。

ただまぁ、その結果として発生する「時間軸が違うものを平気で横に並べて比較する」みたいなのはホントに辞めて欲しいと思うことは有る。目の前の作業と中期的なプロジェクトの話を混同したり、「私と仕事とどっちが大事なの」的な問答についてはちょっと理解できない。


その6 女は、変化を求めていないわけではない。

安定の基盤を何よりも求めるが、変化自体は強く求めている。安全に冒険ができることを好む。だからワンナイトラブみたいなのは平気。

ナンパ学みたいな話でした。興味がある人は本を読んでみて。


その7 男の性中枢の大きさはおんなの二倍以上、女性は満腹時に性欲を高めやすい。

視床下部は動物としての欲求を満足させるための古い脳。男の性中枢は、視床下部の内側視索前野というところにあり、ここは男が女性の2倍以上の大きさが有る。さらに、テストステロンは男のほうが10倍~20倍多い。
・女は大脳皮質の前頭葉に性中枢があるため、本能よりも頭で考える。さらに女の場合、腹内側核という場所が性欲に大きく関係する。腹内側核は満腹中枢と同じ場所にあり、女性は性欲と食欲がリンクしやすい。=女性は満腹時に性欲を高めやすい

らしいです。


その8 男の性欲は一瞬で、しかも自動的に高まる。これを「けしからん」というのは女の勝手。

・女性は脳の構造が違うから性欲が高まりにくいだけ。女性が自分の感覚で男の性欲を制御しようとするなら、男は逃げる
・逆に言うと、女がやたらといろんなものに「かわいい」というのは男には理解できない。その感覚を完全に自重しろ、と言われるようなものである。

ネット上にいらっしゃるツイフェミの皆さんはこの章に書かれてることちゃんと読んで欲しいところ。逆に言うと、男は男で、女とはエロの感性が全く違うということを理解しないと、狙った女をエロい気持ちにさせることは難しいし、不快な気持ちにさせるよということも書いている。


その8-2 男は視覚的な刺激ですぐに性中枢が反応するが、女はほとんど反応しない。

女性の性欲は、大脳皮質にセンサーがあるため、会話は性的興奮に欠かせない。お腹を満たし、安心感を与え、ムードを作らないとそもそも全く興奮しない
・妻が苛立っている時に夫が会話を放棄してしまうと、女はノルエピネフリンコルチゾールのレエルが上昇する。男は一切反応しない。女はネガティブな会話をするだけでストレスホルモンが高まり、性行為の興奮を妨げる。喧嘩した時に性行為によって解決みたいなマンガみたいな描写は実際にはかなり危険
・逆に言うと、女性が男の寝物語を信じてしまうのも脳のエラー。心を許すまでのハードルが高い代わりに、性欲が高まっているときは心のガードが異常にゆるい。男は逆に性衝動が発散された後は賢者モードになるので、その時の発言を信じてはいけないのだが。。

ということで、注意しませう。


その8-3 男は女に対して単純な接触などでもすぐに勘違いする。

・この勘違いはテストステロンの作用に寄るものなので、意識的に制御せざるを得ない。逆に女性も「勘違いさせるな」とは言わないが、セクハラみたいなことをしない限りちょっとだけ気分良くなってしまう、程度は許してあげたほうが良いかも。

・・・て。女性がいってるからいいけど男からだといいにくい意見やね。


その8-4 男は自分が助けた女に好意を持つ、逆に女は助けてくれる人に好意を持つ。

・ただ、そのせいで女は思わせぶりな態度やサインを送っておいて男がそれに反応しない時に、勝手にキレる。そのくせ男には「そんなつもりはなかったのに勘違いするな」という自制も求めることがある。ここまでやっちゃう女性はもう完全に頭の悪い女であり、こういう女は相手にしてはいけない。

…ということで、男は助けたいときに助けたらよろしい。女は助けて欲しい時に助けてといえばよろしい。この中間でしょうもない駆け引きをしてるやつらは全員滅びて欲しい

その8-5 男と女ではそもそも視覚のつくりに違いが有る。

男性の網膜にはM細胞が多く、色彩にあまり興味を抱かない。位置・方向・速度に興味を抱く。なので、黒色の服でも平気。その分動きや位置が大事。クロ・青・銀色を好む。
・女性の網膜にはP細胞が多い。色彩や質感に強い興味を抱く。それ故に色彩が豊かなものを好む。

このあたりの「認識能力」の差異は昔からよくネタになってますね。

女ってなんで道歩いてて人を避けないの?
今日もこういう記事が上がっていたが、これについてもそもそも女性の方が空間認識能力が低いという昔からある定説がある。
男性ドライバーの死角と女性ドライバーの死角の違い - Togetter

もっとも最近は否定的な研究結果が出ているのだが)。ちなみに私は男ですが空間認識能力が多分一般の女性より低いので、この定説は全く信用してない。まぁとにかく、このあたりはもともとの差が社会的にさらに拡大されていると考えたほうが良さそう。


その9 男はできるだけしゃべらずにすませたい生き物

・男は「言わなくてもわかるだろう」というレベルのことはいちいち言葉を出さずに済ませたい。
 
・「左脳」を使って、事実や論理、および自分の意思に基づいておこなう発語に関しては男だって女には劣らない。男同士で長時間の会話が盛り上がってるのを見て、女がついていけないと思うことがあるはずだがそういうこと。趣味や学問など、何か間を媒介するテーマがあれば男の話はいくらでも続けられる。

ただし、「感情」などのあいまいなことだとか「必要性がないこと」について語る時には男の脳は機能しない。そこは「右脳」だとか「大脳皮質」といった女性が強い分野で男は強くない。極端な話女の話は自分中心であるが、自分自身に関する話をすることほど男が苦手なものはない

・興味のないことについて話すのは女性だって苦痛だろうが、男性ははるかに苦痛を感じる度合いが強い。そういうものを話すことを強制されるのは耐え難いのでありそれを自分が好きだからと言って夫や彼氏に強要し続けたら多分すぐに疲れ切ってしまう。せいぜい15分が限度だと思っていれば良い。逆に言えば、15分も女のどうでもいいおしゃべりに付き合ってくれる男性は、彼女のことを無茶苦茶大事に思っていると考えたほうが良い
 
「デートで2時間会話がつづかない相手とは相性が悪い」みたいなことが書いていることがあるがこの水準を当然のように期待していたら、高確率で将来二人は分かれることになる。だいたい、2時間も話をしようと思ったら、男か女のどちらかが、自分の好きな話をして、どちらか片方が我慢をしているはず

…と、このあたりは相手のタイプがどういう人かをちゃんと認識すべきで「こうあるべき」にとらわれないようにしてればいいんじゃないかな。



◆その9-2 男のストレス回避行動は「引きこもり」「オタク化」であり、女は摂食障害である。
・女性の場合、ストレスになると女性ホルモンのエストロゲンが低下する。摂食障害にもなれば女性的魅力はすべて失われることになる。

・男の場合は男性ホルモンのテストステロンが分泌されなくなる。存在意義そのものを否定されているようなものだから、生物学的な活性レベルを著しく下げることに成る。男性の場合、そのままあっさり自殺することも有る。

→基本的に男性のテストストロンがもたらす行為を否定していくと男性は引きこもりになる。男性が女性に興味を抱くのは、残念ながらまず性欲ファーストなので、女性と違って、まず人間として興味を持ってもらってそれから好きになって欲しい、とかは難しい。性欲が死んでると、そもそも女性に全く興味を抱かなく成る

……とこれについても、「草食系」男子の時に散々言われていた話ですね。性欲を否定して自分を大切にしてっていうの、はっきり言って100%女性都合だし男性抑圧だとは思う。

その10 女性の方がいじめが残酷になりやすいのは、仲間はずれや愛されないことへの警戒心が男の数倍強いから。

・人間関係が上手く行かなくなったり他人から思うような愛を受け取ることができないとかんじるやいなやコミュニケーションの回復を求めて他人にちょっかいを出す。
・男は興味のない人間をほうっておくことができるが、女は仲間はずれを許さない。コミュニケーションに応じない存在を敵視してわざわざ攻撃しに行く。自分のコミュニティに過剰に固執してそこから移動することを嫌がる。

このあたり、もうなんというか「いや、男だって変わらんだろ」と思うんですけどね。うちの職場、男比率高いけどめちゃくちゃウェットですよ。逆に言うと大学の時は男女共学で女性比率高かったけどそういうことはなかったわけで、まぁはっきり言ってこのあたりはもうこじつけ臭いよね。

その10-2 女は、ストレスに対する感受性そのものは低い(性欲への高まりが鈍いのと同じ理由)

・ただし、そのストレスを増幅する厄介な機能がある。その分、それを解消するためにおしゃべりを多用する。男はストレスそのものに対する感受性そのものは高い(扁桃体で直に受け止めるから)ただし、そのストレスを認識し、処理する機能が弱い。
 
・男は短期的にはストレスに強いが、ストレスに晒され続けると有る時にいきなり潰れる。女性は、短期的にはストレスに弱くヒステリーを起こしがちだが、長期的にはタフ。

これは正直あると思う。逆に言うと「ストレスについて話し合う相手がいない女性」は一番危ないと思う。きっと、だからこそネット上ではその思いを吐き出し、共感し合う人が多いのだと思う。男女問わず、吐き出すだけでいいんだよね。 ただ、ホントに何回も言うけどTPO選べっていうのと、ネットで愚痴る時は主語や目的語をでかくしないように気をつけろよって話ですね。


他にも面白いネタたくさんあるので、自分で読みながらこういう風にツッコミ入れていくと楽しめるのではないかなと思います。「血液型診断」を読む程度の軽い気持ちで読むのがオススメ。

鈍感な男 理不尽な女

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「先生と僕」 ヘタリア的な雰囲気で夏目漱石とその周りの人間を描いてる傑作

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評価★★★★★(個人的評価★★★★★)
文句なしにオススメ。というよりみんなも読め!

「この作品読めてよかった!作者さんありがとう!」って気持ちになる作品って年に数作しか無いけど、私にとってこの作品はまさにその1つです。

少なくとも私はこの作品もっと早く読みたかった。本当に何かを好きな人が、すきなものについて全力で伝えようとしてる作品ってこんなにパワーがあるのか。読んでて面白いだけじゃなく、なんか力が湧いてくる。


どんな作品かというと、夏目漱石マニアな人が、夏目漱石LOVEな話をネットに公開し続けてたら編集さんにスカウトされてそのまま連載が続くことになったという、まさにマニアの、マニアによる、それでいてマニアのためだけじゃない「夏目漱石LOVE」が詰まった作品。

この人の漱石マニアぶりはなかなかすごくて、全作品を読んでいるのは当然のこと、友人との往復書簡やらエッセイも当然読み込んでいるし、夏目漱石の周りの友人や門下生との関係やも全てウォッチしていくストロングスタイル。それだけ、作者にとって夏目漱石という人間が魅力的で、いくら調べても飽き足らないということだろう。

これだけ好きなものがあるってのがまず羨ましくなる。


でも、この作品で描かれてる夏目漱石は本当に魅力的に感じる。

最初に夏目漱石の友人として登場するのは「正岡子規」や「中村是公」(満鉄の総裁)であるが、彼らが正岡子規は「坂の上の雲」に代表される、向上意欲が強く歴史に名を残さんとイケイケな性格なのにたいし、夏目漱石は野心が強くなく人任せ、行き当たりばったりの人生を送っている。 周りがお国のためとか立身出世を目指すギラギラした雰囲気の中で、力が抜けた生き方をしており、それゆえに人間味が非常に強い。

そういう人間臭いところが色んな人を惹きつける。
当時漱石の周りにいた人間は漱石のことが大好きで、漱石が面倒臭がって面会日を限定しても、入れ代わり立ち代わり色んな人が訪れていく、そしてみんな漱石との会話を記録に残していくものだから膨大な数の、多用な記録がある。


作者である香日ゆら先生は、それらの記録を読んで、その中でニヤニヤできるエピソードを私たちに紹介してくれるというわけだ。 人間味あふれる夏目漱石と、多種多様な友人や門下生とのキャッキャウフフな日常生活の中から、特に面白いところをセレクションして、「ヘタリア」のようなゆる~い雰囲気で4コママンガで描写してくれてる。これはずるい!こんなん面白くないわけがないやんかー(笑)



というわけで。めちゃくちゃ面白いです。

正岡子規って病弱なイメージあるけど若い時はスポーツマンだったし血気盛んな青年だったよね」とか、「満鉄総裁の中村との付き合いは、公私を完全に超えた関係で尊いよね……」とか「ああああああこんなおっさん生活を送りたいいいいい」とか、夏目漱石について、いろいろと「語りたくなる」「共有したくなる」話をたくさんみせられてもう今たまらんです。


続編の「漱石とわずがたり」も読まずにはいられないし、読み終わったらこれからしばらく周りの人間に強くプッシュしていくつもり。

ホントにめっちゃくちゃ面白いので、ブログの読者さんにもぜひぜひ読んでもらいたい。とにかくこの面白いエピソードの数々を共有したい。

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うーむ

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読みました。

http://ketudan.hatenablog.com/entry/2018/02/15/221758

まず初めに。


私は町山さんの発言に全く問題がないという主張はしない。問題のある発言か発言でないか、といわれれば当然問題があると考えている。

その上でちょっと納得できない点があったのでそれについて考えてみます。


町山さんという発言者について

町山さんはもともとポリコレとは真逆のイメージが強い人だ。いろんな人相手に好き勝手なことを言いまくってた。なのに最近はポリコレについてコメンテーター気取りで他者の発言を取り締まるようなことしていたらしい。

そりゃ気に入らないという人は多いのは当然だろうなあ。

これは、やくみつるが「品格」って言葉を使うのと同じくらい滑稽な話だし、あるいは長谷川豊やはあちゅうがネットの暴言は許されない、とかいうようなものでお前にだけは言われたくない、というやつだろう。

はてなでも、小物ではあるけれど青二才さんはずっとそんな感じだし、他人から見たら私だってそう見えることもあるらしい。

そして、裏では地位を利用してセクハラを繰り返していた超大物であるワインスタインが、表ではリベラルとしてふるまっていたことについて、その失望と怒りは#MeTooという大きな火種になったように、こういうダブスタは人を一番イラつかせるのだ。「自分の〇〇は良い行い、他のやつの〇〇は悪い行い」みたいなことを、ネタではなく本気で言ってそうな空気を感じる人間は、人にとって見ていて非常に不愉快なものということだろう。


これは論理の問題というよりも、主観や感情が先行する。

だから、まぁ、町山さんについては、日頃の言動考えたらまぁ皮肉を言われるのはしょうがないんかな。(町山さんの普段の言動よくしらないのて推測でしかないけど。)


彼が嫌いな人は彼がこういう発言をするのをずっと待っていたというわけだ。


町山さんを叩いてる人たちの気持ちは正確にはわからないけど私も嫌いな人の発言にはすごく不寛容になる

個人的な話をすると、私はちょっと前までかなりヨッピーさんが嫌いだった(直球)

「お下品キャラからお上品キャラへの転身中」という彼にとっても一番難しい時期だったので今から思うともう少し寛容な目で見てもよかったはずなのに、とにかく私は彼に対してはすごく狭量な人間になっていた。


ヨッピーさんが綺麗ごと言いながらオタクを見下したような発言が多いことを大変に嫌っていた。「蹴鞠のお兄さん」発言など、嫌いなものに対して結構露骨にひどいことを言うのに周りの信者がそれを持ち上げてる構図もたいへんに気持ち悪かった。

なにより、彼の「媚びるが引かぬ顧みぬ」みたいな態度が好きではなかった。彼はちょくちょく失言したり間違ったことをいってつっこまれていたが、そうやって何か言われたときの反論エントリでの論点ズラしが露骨で鼻につく感じだった。特に蓮舫さん発言の時の記事の言い訳の仕方は今でもクソだと思う。めっちゃ信者に媚びてるしあれほんと今思い返してもクソ。大事なことなので二回言いました。

そうやってなんか嫌いになってくると、だんだん自分のことを棚に上げて「こいつ一度どっかで凹ませといたほうがいいな」と無駄に自分の中でヒートアップしていった。今からすると、自分から見ても「お前何様だよ」と恥ずかしい限りなのだが、その当時は本気で「ダメだこいつ、早く何とかしないと……」って思ってた。完全に自家中毒ですね。

そこでまぁ、METOOの時にそのあたりの意味不明な感情がピークになってぶん殴りにいってしまったのだけれど、なんでそんなに怒る必要があったんですかね。

しかも向こうは割と、そんな「頭のおかしい人間のヒステリー的な喚き」に対してまじめに対応してくださって、熱が冷めてくると、すごいむなしい気持ちになってしまったのでした。

というわけで、町山さんを叩いてる人たちもそういう何かしらの経緯があるであろうから、それを無視して町山さんを擁護するのは危険な気はする。

というか、私も町山さんのことはあんまり好きではない。

今回の町山さんの発言に関する私のスタンス

というわけで。町山さん本人を擁護する意欲は全くない。

とはいえ、批判してるやつが正しいか、とくにこれを、町山さんという発言者の属性を取り除いたときにアウトと判定できるか。この発言単体で「差別発言としてアウト」とみなせるかというと、私はそれには同意できない。


私はブコメでこのように書いた。

>>

は?見下してはいるとおもうし、バカにしてるとは思うよ? たしかに無神経な発言だしお前がポリコレ語るなと皮肉を言うくらいはよかろう。でもなに?差別? 町山への意趣返しのつもりだろうが(以下略<<

問題があるかといえばある。問題がないとは言わない。

ketsudanさんが書かれたように、松山さんは蔑視の感覚が大いにある。確実に「労働者が読むもの」ひいては「こういうのを読んでる労働者」を確実に見下してる。

「ポリコレ」的には正しいとは言えないとは思う。

だけど、これって「差別」として「アウト」判定なん?


どこからが差別なの?というか「差別」はどういうものが、なぜアウトなの?誰の基準なの?

例えば、 私ははてなブログにいる節操ないアフィリエイターの一部を心の底から迷惑だと思ってる。軽蔑してるしコインチェックやZaifについて問題があることを認識しておきながら平然とアフィを続けていたやつらは信用するべきではないと思ってるし明言してる。

「〇〇は互助会でアフィリエイトやってるから信用するべきではない」と書いてる。「互助会でアフィエイトやってるやつ」や「責任感なくお金が絡む仮想通貨アフィしてるやつ」のことは嫌いだし蔑視していると認めてもいい。

ketsudanさんの言うフォーマットに従うならこれは完全にアウトだけれど、そんな画一的に処理できるものなのか、が感情的にどうもしっくりこない。


それは「何として」アウトなん? 特定の層を見下した発言をすることはイコール無条件で差別になるの? ketsudanさんの説明だとそこまでしか説明できてないように思う。

自分がこういう人間だからかもしれないけれど、私はこれを差別だとは思ってない。差別だとしてもそういう発言をしてはいけないといわれるとちょっと納得がいかない。(他者への嫌悪感を明確に示しているのでヘイト行為だとは思ってるけど、ヘイト行為についても、セーフアウトの基準がよくわからない)

表面的な表現を取り繕うことは可能だが、だからと言って、私がアフィカス(蔑称)を嫌っていて見下していることには変わりはない。慇懃無礼に表現コードにひっかからないよう貶すだけだろう。あるいは上から目線であることが問題であるなら、下から目線で言えばいいのか?そんな青二才みたいな屁理屈を私は支持したくない。*1

この辺り考えると、町山さんに絡んでる人は、なんの目的があってやってるの?となるわけだ。

などなど、複雑……とは違うけどごちゃごちゃしたものがあると思う。

ketudanさんは非常に単純な図式で「セーフ」「アウト」を判定しているが、その基準って何よってのが私の中では全然はっきりしないし、自分に当てはめるなら、町山さんの発言は、発言者の属性を無視するのであれば「明確に見下しの意図があるが、差別としてアウトという判定には納得がいかない」と答えるしかない。

よって「この発言を町山さんの発言だからかばっているのだ」というketudanさんの断定にも同意しかねる。

そのうえで、今回の町山さんが批判される根拠はある。三浦瑠璃さんの発言について「犬笛政治」とまで言ったのだから、まあ自分もその基準を適用されるよね、と。その基準なら、まぁアウトなんじゃないですかね。


といった感じでしょうか。

「差別認定」とか「セーフアウト」認定とか、決まったルールブックがあるなら一般人がやってもいいと思うけど、そうでないなら「お前の中ではな」のぶつかり合いにしかならないんじゃないのかなぁ。

正直ついていけないW




ついき

rag_en “魔法の呪文”http://b.hatena.ne.jp/entry/354613881/comment/rag_enが返って来てるだけでは?

「差別」というワードは『それを詠唱する事で対象に「悪」の属性を付与する魔法の呪文』でしかない…という事すら理解できてなさそうな、残念な思考がわんさか。そもそも「差別」の方に、まともな定義がないでしょ。

本件の芯は『リベラル(というか「Social Justice」)の洗礼も受けてない愚かな大衆向けのメディアが世論形成するな』的思考が露呈した事


??? ごめん何言ってんのかわからん。もうちょっと説明してくれないかしら。あなたいっつも放言ばっかりだけど会話出来ない人?

*1:青二才はこういうことを本気で考えてるからすごい。じゃあお前が上の立場で語ってるときは殴られる覚悟できてるのかというとその時は別の理屈を持ち出す。ダブスタとかそういうレベルではなく即興スタンダードだ。かっこいい

今更ながら「千年戦争アイギス」にハマりました。

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すでにこのゲーム興味ある人はやってるだろうから、ゲーム紹介というよりは、このゲームやってる人にご挨拶のつもりで。

私がこのゲームを始めたのはきっかけは「ランス10」コラボ。

私はランスシリーズが大好きでして。これが完結する前はどんなにつらいことがあっても死なずに頑張ろうといい続けたくらいなのでこれはまぁやるよね、と。ちなみにランス10は当然予約済みです。これが出たらしばらく株式投資おやすみでこっちやってると思います。必要があれば会社休むかも…?

ストーリーの牽引力やキャラの魅力がほとんどなくてもハマるくらい、ゲームシステムが面白い

このゲームが一番盛り上がっていたのは2013年~2014年くらいなのかな。
スマホ版が出た後にちょっとだけ興味持ったけどめんどくさそうだなぁと思って避けてました。

しかしいざランスをきっかけに始めてみたら面白かったです。
私はあんまりタワーディフェンスものやったことがないからかもしれないけど今更ながらドハマリ。

なんせこのゲームストーリーや、キャラへの思い入れはあってないようなものだから今からやっても全く問題ない。
それよりも、とにかく駒の個性を楽しみながら、自分なりに戦略決めてクリアしていくのが面白い。

このゲーム、プレイヤーをハマらせるためか、序盤のサービス精神が半端ない。

・今まで山ほどあったイベントが日替わりでどんどん復刻版として投入されており、イベントで新しいキャラがポンポン手に入る。
・最初に最高レアレベルのキャラを「自分で選んで」一人手に入れられる。
・ガチャも親切設計で無料で楽しめる(一定回数引けば自動的に最高レアキャラが手に入る。しかも累積に期限なし)
・最高レアキャラが無くても、弱いキャラをレベルアップさせたほうが強い状況がたくさんある
・最初の頃は敵がそれほど強くなく、駒の特徴をつかんで適切に配置すれば、駒のレベル上げ一切しなくても進む。そういうステージが20くらい続く。駒集めも自然に進むので「次はどんなキャラが楽しめるだろう」と続きが楽しみになる。
・レベルがどんどん上がって特定のポイントに進むまでは新キャラを試しながらノンストップで快適に進む(レベル1からレベル100くらいまでずっとレベルアップし続けるから止まらない)。

こうやってガンガンステージが進んでいく快感を味合わされた後、一度難しいステージが登場してブレーキがかかる頃にはもう5時間くらいプレイしてるからハマっちゃってるわけですね。

逆に、一度止まってからは急激に難易度が上がり、1ステージごとに綿密に計画を立てて、それに必要なレベル上げやキャラ集め、クラスチェンジなどをやっていかなければいけなくなります。

「強いキャラ使って無双する楽しみ」だったものが、一転して「詰将棋」と「資材調達」を求められる高難易度ゲーに化ける。いきなりこれだったら投げ出したくなりますが、もうその頃には頭の中が「どうやってクリアしてやろうか」「はやく次行きたい」となっているわけです。

自力でクリアした後、自分よりもっと上手にクリアしている人のプレイ動画を見るのが最近の楽しみ。
詰将棋と違って、最適な手以外でもクリアできるし、レベルをあげてのゴリ押しも多少は可能なものの、それゆえに上手い人が最少人数や低ランクでクリアしてるプレイがめちゃくちゃキラキラして見える。

【千年戦争アイギス】 拠点争奪戦・前☆3 [素コストスキレベ1]



ソシャゲって全部同じようなもんだろって話かもしれませんが、今までそれなりにソシャゲやってきた私としては、このゲームの序盤の疾走感と、「いきなりゲームの性質が劇的に変わる」という感覚は、なかなか他では味わったことないです。

ひぐらしのなく頃に」で快適な学園生活送ってたらいきなり生存確率1%の地獄に陥れられるみたいなアレです。
「マブラブオルタネイティブ」で快適な学園生活送ってたら、いきなりレベル99を要求される鬼難易度に化けるアレです。

先輩方もみんなこれを乗り越えてこられたのだなぁと思うと尊敬ですわ。

というわけでチマチマやっていこうと思います。よろしくお願いします。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」 空気を読まない主人公って大好物

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自分はNetflixに加入してないのだけれど、今週土日に加入してる友人と一緒に観ることが出来た。

まずはほんとに絵が綺麗。背景もさることながらキャラクターの表情の描写がものすごく細かい。5話や6話の劇伴による盛り上げも素晴らしい。もうそういうのだけでも十分楽しい。

でもストーリーは、4話までは正直導入やキャラ紹介というレベルでまだ地面を走っているような感覚だった。5話ではじめて離陸して一気に話が動き出したように思う。今から見る人は、5話から面白くなるから是非そこまで見て欲しい。

「愛している」は、とても勇気のいる言葉なのですね。
受け入れられないと、そこに居たくなくなるくらい……
ヴァイオレット・エヴァーガーデン4話)

自動書記のお話ということでシゴフミ」とか「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」みたいなのを想像してたのだけれど、どっちかというと「青春しょんぼりクラブ」みたいなお話だった*1。人のぶつかり合いはあるけれど、きっちりと心がほんわかする明るいお話になっている。


これ「塵骸魔京」の九門克綺くんだ

しかし、なんといっても主人公のヴァイオレットのキャラが好き。「塵骸魔京」の九門克綺くんを思い出す。

私「塵骸魔京」の九門くんと周りの人の会話の雰囲気好きだったんだよね。九門くんはいつもズレた返しをするのだけれど、彼は常に相手に対して誠実で悪気がなく、周りの人間もそれをわかってるから、「こいつは本当にしょうがないなぁ」と言って苦笑しながらもそれを受け入れてる。そういう関係が本当に本当に好きだった。

当時の評価では、この九門くんと他者との会話はあまり評判が良くなく、むしろそういうズレた会話に苛立つ人が多かったようなのだけれど。個人的には終盤の熱い展開よりも、私はこの前半のダルいと言われる部分の丁寧さこそが本当に好きだった。私も普段、彼ほどではないけど、他人との会話で彼と似たような感覚を持っていたからだ。なんだか救われたような気がした。

ちなみにこの九門くんの食レポがすごい丁寧かつ美味しそうで未だに記憶に残ってる。

他人への共感能力が著しく低く、論理的思考を好む。
解り易く言うと、ロボットみたいな人間で空気を全く読めない事。それでも、恐怖や美味しい物を取り合うといった最低限の感情はある。
そのため、無意識に場を乱したり相手を怒らせる事が頻繁に起きている。
故に、友達は少なく、作中では峰雪と委員長の二人だけだった。
(中略)
序盤(体験版)では、空気の読めない発言・行動と論理的思考を長々と書いた異様にダルいテキストで余り良い印象を持たれなかった。
しかし、話が進むに連れて情が身につき、終盤では感情に身をまかせヒロインを守る為に命を賭ける漢を見せる。

そのギャップと漢らしさからニトロ一の良主人公との声が名高い。

このゲーム、ストーリーはTRPGの世界観をベースにしてるせいなのか色々と投げやりなところがあって、ゲームそのものとしてはお世辞にもオススメしにくいのだけれどゲーム前半の九門くんの会話部分と、最後の最後の名セリフだけで十分やる価値あったと思ってる。

All communication is either a loving response or a cry for help.
「人間は、色々なことをしゃべりますけれど、本当は、二つのことしか言ってないんです。一つは……。私は、ここにいます。そして、もう一つは……。あなたが、そこにいてよかった」「それだけですよ。でも、何度言っても、それを言い尽くせないから、みんな、しゃべるのをやめないんです」 (塵骸魔京

http://tyoshiki.hatenadiary.com/entry/2014/08/29/013259

あ、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの話でしたね。

……まだ5話までしか見てないのでなんとも言えません!とにかくヴァイオレットのキャラいいよね!くらいしか話動いてないし。

でも、本当にこのキャラだけで最後まで見ても後悔しない自信がある。こういう人間だからこそ感じることや言えることってあると思うので。


また最後まで見終わったら感想書きます。

「北斎のむすめ」 葛飾応為ブーム来てるね!

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評価★(個人的評価★★)

今年になってから最近FGOにレアクラスフォーリナーとして「葛飾北斎」が登場しました。もちろん私はガチャ引けてません(涙

名状しがたいタコのような姿になってしまった葛飾北斎と、彼の娘であり助手でもあった葛飾応為ことお栄から成る二人一騎のサーヴァント。第三再臨をすると北斎がお栄に憑依合体し、モーションや宝具演出が大きく変化するほか、意識の主導権がお栄から北斎に移り各種台詞も変化する。

https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/2854.html

この作品は、そんなFGOの実装前から、葛飾北斎の娘であるお栄(葛飾応為を主人公としたお話を連載している作品。

4コマまんがなのでサクッと読めます。

北斎のむすめ。(1) (まんがタイムコミックス)

松阪 芳文社 2017-04-07
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北斎は娘もすごかった!
世界にその名を轟かす伝説的な浮世絵師・葛飾北斎の才能と破天荒な性格を受け継いだ娘・お栄は北斎の肉筆美人画春画の彩色を担当していたが、自分ならではの美人画を描くために吉原に潜入して…!?
江戸時代の女性はこんなに可愛く、こんなに熱かったんだ!!

葛飾北斎とお栄、それからお栄の姉であるお辰の他、歌川広重歌川国芳、渓斎英泉、滝沢馬琴山東京伝などが登場します。FGOでも男っぽい性格で登場しますが、本作品でも男ことばで江戸っ子気質、ハンサムな描かれ方をされています。引っ越し好きで、欲言えば奔放、悪く言えば行き当たり場たり、いい加減な性格だけれど天才である父親の葛飾北斎。 そんな父を当時の感覚で言えば「女だてらに」乗り越えようと奮闘するお栄の姿を描いていきます。(北斎自身はそんなに出てきません。マクガフィンみたいなもんです

絵がきれいなので読んでてストレスがないし、日本画についての考え方の話があったり、「吉原」の日常描写があったりと、江戸時代の空気もちょっと感じられて楽しいです。
f:id:tyoshiki:20180220213922j:plain

お栄のてやんでぇ感や北斎との関係も面白いけれど、私がお気に入りなのは「吉原」の花魁である高尾とのやりとり。

f:id:tyoshiki:20180220213946j:plain
北斎ほどではないけれど絵の達人であるお栄と、人気花魁として筆の達者な高尾の応酬は楽しい。だいたい高尾がお栄をからかって楽しんでる感じですが。高尾はお栄の代表作の一つ「夜桜美人図」のモデルってことになっています。このあたりの逸話もちょいちょいあって楽しいです。

http://museum.menard.co.jp/collection/japanese/katsushika_oi_01.html:emebd

北斎の娘のお栄さん(葛飾応為/かつしかおうい)もその表現を踏襲していて、メナード美術館の《夜桜美人図》は、この《幽霊図》のように暗闇に星をちりばめ、なんと星の等級まで描き分けています。当時、オランダからもたらされた天文学を、夜空の表現に使ったんだね。

円山応挙(まるやまおうきょ)はまず美人画をもとにした。それから死者が身につける白い着物を着せ、そして幽霊がヒュッと出てくるような浮遊感を出そうとして、足を消したんだろうね。以降、足のない幽霊画がたくさん描かれるようになり、それが日本の幽霊のイメージとして定着していった

ちな、葛飾応為といえば外せないのが杉浦先生の「百日紅」。

この作品は★★★★★です。これは私ごときでは説明出来ないですが、読んでおかないと損なクラスの傑作だと思うので是非読んで欲しい。映画化もされました。

百日紅 (上) (ちくま文庫)

杉浦 日向子 筑摩書房 1996-12-01
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こういうのもあるのか。時間があれば読んでみたいなぁ


朝井 まかて 新潮社 2016-03-22
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北斎と応為 上

キャサリン・ゴヴィエ 彩流社 2014-06-12
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「奥さんは美人ですね」という言葉が差別なのか?

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結論は別に私でなくてもみんなわかってる話だと思うので先に書きます。

一行でいえば「差別の話は、必ず私を主語にして語るようにしよう」ってことです。

もう少し細かく言うと
(1)完全に差別から自由になることは難しいと理解しよう。
(2)差別の基準は個人や状況によって変わり、すり合わせが必要になる。杓子定規に断罪するのではなく文脈を考えよう。
(3)差別のセーフアウト判定基準は自分の日頃の行いを踏まえたうえで決めよう。


以上です。これが分かってる人は以下の駄文を読む必要はないです。

「奥さん美人だなあ」という発言は差別!というブコメが人気コメントに


という記事に対してブコメでいかのやり取り?がありました。

http://b.hatena.ne.jp/entry/gendai.ismedia.jp/articles/-/54492

smooth431 奥さん美人だなあ。

という発言に対し以下のコメントが。

baseb ブコメの「美人だなあ」も差別だろ。いい加減にしろや

これについて、以下の人たちがスターをつけていました。

mtoronicaさん がスターを付けました。×6
toushitsufukeiさん がスターを付けました。×3
aquatofanaさん がスターを付けました。
babandonedさん がスターを付けました。
hatekun_bさん がスターを付けました。
iorin_kyosamaさん がスターを付けました。
fukurow57さん がスターを付けました。
inmysoulさん がスターを付けました。
chuunenhさん がスターを付けました。
kincityさん がスターを付けました。
oyagee1120さん がスターを付けました。
i1111lさん がスターを付けました。
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ryuukakusanさん がスターを付けました。
whitecanvasさん がスターを付けました。
mbrさん がスターを付けました。
akaneharaさん がスターを付けました。

inmysoul 「奥さん美人だなあ。 」こんな糞差別セクハラ発言に星が集まる自称人権派が集まるはてなww

こちらでは差別に加えてセクハラ認定が付与されています。これに対してはブコメでも数人からツッコミが入っており、該当ページの中ではどっちの意見もありという感じでしょうか。*1

皆さんはこれについてどう思いますか?

フェミ界隈では「女性を美人と呼ぶのは差別」は当たり前?

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:0kd8JSGKFvAJ:ittweets.tk/%3Fp%3D695+&cd=2&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

からいくつか発言を拾ってみます。この段は参考資料なので読み飛ばしていただいて構いません。

森奈津子@MORI_Natsuko
「美人」という言葉が「美しくない女性に対する差別用語」として禁じられるなんて、信じられないかと思います。性表現規制派のフェミニストも想像していなかった事態でしょう。しかし、それは私が過去に経験したことなのです。性表現批判と事なかれ主義が合体すると、とんでもないことになるのです。
もちろん、私は反論しました。「人の美点をたたえることは、そうでない人への差別ですか?」と。すると、編集氏は言ったのです。「森さんはそうおっしゃるけど、世の中にはそうは思わない人もいるのです」 彼が自身の脳内のフェミニストを恐れた結果、女性である私が抑圧されることになったのです

「あなたは考えすぎだ」「いくらなんでも、そんなバカな世の中になるはずがない」と思われる方もいることでしょう。しかし、現在、DMMで配信されている電子書籍のエロ漫画に出てくる小学生のランドセルにモザイクがかけられているのは、どうご説明されますか? あれが妥当な「修正」でしょうか?

編集による「美人」という表現の自粛があったとのことです。

ミスター小五郎@kogoro_wakasa
オバマ前大統領(当時)が2013年に、加州の女性司法長官を紹介する際「歴代の米国司法長官の中で飛び抜けて美人だ」と発言し、批判を浴びました。当該判事は「私は能力によって判事に選ばれたのであり、女性だからではない」と不快感を表明したそうです。


こういう文脈なら、差別かどうかはともかく不快であることには異論はありません。

あるいはこんなのもありました。はてなのみんなは忘れたとは言わないよな?

ミスター小五郎@kogoro_wakasa
昨年のアジア安保会議で「私たち3人には共通点がある。みんな女性で、同世代。そして全員がグッドルッキング(美しい)」と演説した稲田朋美防衛相(当時)にルモンド紙の女性記者が噛みつき、朝日新聞などの左翼メディアがこれに追随し、稲田氏は炎上しました。


この発言は、結局どういう意図で発言されたのか稲田さんから説明ありましたっけ?

青髭@laboratorymembe
出来の悪いジョークにしか聞こえない事例ですが「美人という言葉や概念を使うのが既に差別」という凄まじい理屈はすでに現実世界を浸食しています。米国で製作されるアニメーション、ゲーム、コミックなどの創作物ではいわゆる一般的な「美女」の割合が意図的に減らされているという説があります。

※要出典。

「有害都市」というマンガあたりで似たような話を読んだことあるような気もするけど、私この漫画嫌いなのであんまり参考にしたくない。

コンドームニンジャ@condomninjaa
もう何も褒められない…。

頭いいですね→バカへの差別
健康ですね→病人への差別
背高いですね→チビへの差別
がたいいいですね→ガリへの差別
スレンダーですね→ガチムチへの差別
ちっぱいいいですね→巨乳への差別

もう生きにくい!!

わすれとんかち@dorafan2112gma1
マスコミがスポーツマンを持ち上げるのは、運動オンチに対する差別になるのですか?バカバカしさにもほどがありますね。

そういう話ではないと思うので、極論を言って話題をそらす詭弁に見えるが……文脈抜きにして頭の悪い人が「美人って呼ぶのは差別だろ」って叫びだしたら、この発言も現実味を帯びてくるのが怖い。

玉井克哉(Katsuya TAMAI)@tamai1961
私は、「美女」という表現を積極的に使うようにしています。客観的にはどうかと思われる事例もあるのかもしれないが、幸か不幸か近眼が進んできて区別がつかなくなってきたので、無問題。中には自信なさげな者もいますが、自信を持つように励ます。その方が、萎縮するより数段優ると思います。

クソリプかな?

fu7mu4@fu7mu4
@MORI_Natsuko 差別撤廃のために人間から美醜の判断能力を奪うSFはあった気がします

なにそれ読んでみたい。もしご存知の方がいたら教えてください。ちなみに「沙耶の唄」という作品ではうわなにw(井戸

@anion789
美人は差別用語だ!って…美人かどうかは主観によるもので、それこそ他人が決めていいわけがない。何かを見て心のままに美しいと表現して何が悪いのでしょう?美人と呼んで傷つくのは差別意識がある性根が卑しい人だけだとしか思えませんが。バカバカしい。

前半はともかく、いくらバカバカしいと思ったからと言って後半のそういう発言は要らないのでは?青◯才かな?

高橋けんじヽ(´▽`)ノ@Q47SM9
「自分を弱者に置く事で自己実現しちゃう人」って本当に居るんだよなー。別の人から複数回「貴方がたは絵を描けない人に対する配慮が足りない」という理由で、「自分も作品権利がほしい」、「自分が望む物を奉仕で描く義務がある」位の事を言われた経験が。

このケースが「自分を弱者に置く事で自己実現しちゃう人」かどうかはわかりません。上のオバマ批判のようなケースもあるので。ただ「自分を弱者に置く事で自己実現しちゃう人」というのは確かにいると実感する。私はそういう人嫌いだなぁ。

宮みすず@kokkana
美しくないという判断基準もフェミちゃんが決めているんですよね。また美人への異常な執着心とそうでない人への憐れみ。結局はフェミ自身が翻弄されている事に気がついていないわけで、まぁ暇なんでしょうね。

お前は炎上慣れしたブロガーか。イケダハヤトみたいな返し方やめーや。

カメの甲羅干し@setouchi_tomoko

そのうち「美丈夫」「美青年」「美少年」も放送禁止語扱いになるかもしれません。もともと「美人」は男性を指す言葉、次に女性も指すようになったとの話をジェンダー史で読んだことがあります。男性に美が禁じられ女性に特化するのは、近代西洋化以降です。

「醜の歴史」って本読んでみたい。
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2011/03/post-9d8d.html

ウォルターバックウェル@walterbadwellll
@MORI_Natsuko オンナってつくづくめんどくさい生き物だと思う。女は股開いてりゃ将来安泰だから、人生気楽で良いわ。だからこんな下らない事で差別だの何だの言うんだろう

本当の差別とはこういう発言ではないでしょうか。青〇才さん一時期しょっちゅうこういう発言してたのにtogetterでポリコレしぐさしてたのほんと草。

4@4cnet
「子供が生まれました」と書くと「子供出来ない人にも配慮しろ」って言われるような感じかな

これについては「は〇ごたん」という人が10年前くらいに騒いでたことがあって、それについてdankogaiがたしなめてた記憶がある。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50947133.html
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50535307.html
ついでに言うと、昨日話題になってた桂なんとかさんの貧困発言も、ジゴクノカマノフタを開くからやめとけ。

ポチ@8V4sbzvlFySir6v
とんでもないと言えばとんでもないが。その男性編集長の考え方は正しいかと。美人という言葉は女性の外見での肯定の言葉であり、かつての白人等の外見上の差違によるランクわけです。ま、気にしないといけない場面じゃなきゃ多少の差別はありだと思ってますけど

ん??

晴雨堂ミカエル@seiudomichael
「美人」はフェミの間では昔から差別用語的表現でした。
ただ、あまり目くじら立てすぎると自分の首を絞めることになる想像力はありました。これは憲法9条を守るために1条から8条を受け入れた反差別の賢明な先人たちの判断と同じです。

これも要出典。


身体醜形障害 なぜ美醜にとらわれてしまうのか (こころライブラリー)

鍋田 恭孝 講談社 2011-08-26
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by ヨメレバ

差別の話をするとすぐに「太宰メソッド」になる人が多い

http://dic.nicovideo.jp/a/太宰メソッド:emebed

何かを否定したり非難するときに、発言の主語を自分ではなく「世間」「世論」「被災者の方」「事件の被害者」「他のお客様」「ウチの会社」「このサイトのユーザ」など多人数であやふやなものに置き換えることで、発言の正当性を強調しつつ自分の発言の責任を回避すること。問題は、その集団の意見を勝手に代弁する点にある。
太宰メソッドを使っているからその説・意見は間違い・不適切である」とは断定できない点にも注意。

私は差別の基準はその人次第だと思ってます。その人が、それを差別だという基準で自分を律していらっしゃるのであればまぁ同意されないにしても、好きにしたらよろしいのではないかと思います。

つまり「自分の意見」として「私」を主語にして語ってる人なら、明確な事実誤認がない限りは一定の敬意を払う価値はあると私は考えています。

逆に普段セクハラ発言しまくってる人が、自分を棚に上げて他人の些細なセクハラとか目くじら立てる行為は、まぁだせぇなぁという気持ちにはなります。そういう人は、代替の場合、自分の基準で他人を裁いているのに、主語が自分ではない。

こういう人は、言ってることが正しくても「別にその意見を言うのはあなたじゃなくてもいいや」となります。MeTooも、最初は「あの人が言ってるんだから私も」というわけで、きちんと「私」が主語だったはずですが、いつの間にか主語から私を消して自分が気に入らないものを「みんな」でつるし上げるといういつものポリコレ運動になっていたのが残念です。


この記事のように、ネットは「提起者に対して厳しい」という意見もありますが*2、私はやはり「主唱者」がダブスタ的な言動をしていると信用できませんし、チェックされるのは当然のことだと思っています。

ラディフェミを自称しておきながら、男性は厳しく殴ったり取り締まりしているのに女性に対しては基準がゆるゆるになってる人だと、余り耳を傾けるつもりがなくなってしまいます。個人的感情で憤るだけならいいけど公平が保てないやつは、説得力皆無だしあんまり調子乗ってると、過去発言との矛盾や異論をつきつけられ、それにまともに向き合えないなら相手にしたくなくなります。

事実関係だけが大事なものならともかく、「差別」のように「個の基準」のすり合わせが重要になるものは、その主唱者の言行一致具合はとても重要でしょう。

私は自分のことを、そこまで正義を声高に叫べるような立派な人間だと思っていませんので、他人の誤りをしたり、気に入らないやつに言葉で殴り掛かることはありますが、自分が正義だという認識は全く持っていません。だから、自分の言ってることが間違ってたら殴り返されるし、異論は当然出てくると思って話をしています。 この記事についても、そうです。

まぁネットにはそのあたりのバランス感覚が壊れていらっしゃる人が多いようなのですが、そういう人は、個人的には他人に暴言を吐いたりネガティブなことを言うだけの人より敬遠したくなりますね。


まとめ

ニコニコ大百科:楽しく過ごすためにとは (ニコニコダイヒャッカヲタノシクスゴスタメニとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

自分の意見を投稿する際には、「【私は】こう思う」としっかり主張しましょう。他人の意見を投稿する際は、「【ある人は】こう思っている」と誰の意見なのかを具体的に記しましょう。意見を投稿する際、根拠なく「世間」「社会」「みんな」などの大きな集団を主語としないでください。それは、責任逃れです。

最初にも書いた通りです。

「差別」ってみんな当たり前に使ってるけどすり合わせする前は個人によって基準が違うんだから必ず「私は」を主語にして語りましょう。そして、自分と基準が違うのが当たり前だと考えて、すり合わせする努力をしましょう。

私は「差別」みたいにあいまいな概念で

・自分の基準を自明のものとしてごり押ししてくる
・異論を受け付けられない
・私を主語にして語らない

という特徴がある人とは距離を取りたいと思います*3

というより、はっきり言って、私は「差別」という言葉を安易に使う人間そのものがクッソ嫌いです。「ウエメセ(上から目線)」とか「軽蔑」よりはるかに強い言葉やぞ……。その言葉を誰かに向けて使ったら即戦争だろ……。 よくそんな言葉を抵抗なく使えるな。言葉のグラデーションを理解せずにいきなり一番キツい言葉を使うのって神経が雑すぎるでしょ……。 もうちょっと考えてしゃべれよほんとに。

おまけ。

nlogn 奥さん人間だなあ。

ketudan この話のオチで「人間だ」はのけぞる。「我こそ人間」「まあ、あなたも人間だったのね」は最も基礎的な分割だろう。 まあこれが文化人類学の限界か。認識・心について仏教に追いつく存在はなさそうだと再確認した。

これ好き。

*1:はてブはくそみたいなコメントをする人が多いですが、互助会ブログとはあちゅうさん叩きのブコメ欄を除いては、意見が一面的に偏りにくいところがやはり他のコメントよりはまともなところあるなあと思います。この点触れずにはてな批判してる人は(本題からそれるので以下略)

*2:※この記事については後ほどきちんと言及しようと思います

*3:異論を受け付けろって言ってるのに私の意見は無視するのか?っていうバカはいないと思うけど一応説明しておくと、今は許容範囲の話をしていますよ?許容範囲内なら耳を傾けるつもりはありまぁす


ランスX攻略中 現在魔人二人討伐

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3以来だから。。。2年半待ったのか。ランス9は2014年4月だから約4年。

でもそれだけ待っただけのかいのあるボリュームとクオリティでよかった。ランス9は好きだけどちょっと物足りなかったからねん。

やる前は不安だったけれど、私がストーリー的には一番好きな「ランス6」と、絶妙な難易度&やりこみ要素豊富で今なお現役で遊べるレベルの「鬼畜王ランス」のいいところどりをしてるようなゲームシステムで素晴らしい。鬼畜王ランスもいいけれど、歴代ナンバー作品の積み重ねがちゃんと生きてる展開に胸が熱くなる。周回要素も多くて楽しみ。


というわけでじっくりやってるのでなかなか進んでないけど随時行進していきます。

攻略方針

・とにかく「勲章ボーナス」において「AP回復」を手に入れること。
・主要キャラをとっととレベル10まで上げること(レベル10ごとに大幅ステータスアップ)

が優先。ランスは言うまでもないけれど、
回復キャラ

魔人攻略順序

(1)1周めの最初の討伐はガルディア(ゼス)がオススメ
香姫がいれば一番倒すのに手こずらないはず。
本当はレイ(自由都市同盟)を一番最初に倒そうとしていたのだけれど、
「リターンデーモン」を3ターン以内に倒す火力がないとそもそも戦闘までこぎつけられない。

(2)二人目はシルキィを倒したけどこの選択が正しかったのかどうかはわからない……。
とりあえずシルキィは罠にはめれば非常に倒しやすいです。




おすすめキャラ

(1)リック
両攻撃ともAP0なので、コンボ要因に最適。

(2)回復キャラ


気になるもの

・シルキィ(リーザス南部)攻略中に出て来る調教ブックはここでしか手にはいらないのかな。


まだ全然進んでない

ランスX1周め終了 「魔王ケイブリス」ED

ランスX 攻略2周め

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(1)周回要素
データ引き継ぎなどは無し。

・普通のバッドエンドは周回とは認識されない。
・エンディングによってもらえる「CP(クリアポイント)」を、クリアボーナスに振り分けられるのみ。
・ただし、食券のイベントだけは引き継げる。

(2)「魔王ケイブリス」突入を避けるために
美樹ちゃんがケイブリスに捕まる前に保護する必要あり。
→準備フェーズで「クレイン」のイベントを起こし、そこから「魔王探索」イベントを起こす必要あり。


(3)女の子モンスターの捕獲について
「捕獲突撃」を持っているランスのカードをゲットする必要がある。確実に手に入るのは「魔王探索」イベント道中のの宝箱。



(4)最優先で救援に向かうべきはヘルマン。
・放置しておくと一番早く死ぬのはヘルマンのルーベラン&メリム。メリムは迷宮探索の時にいないと困るので絶対に助けたい。
次に死ぬのがゼスのアレックス。ゼスの魔人ガルディアが一番倒しやすいのもあるので優先して。

・国として一番最初に滅びるのは自由都市連合。5ターン目まで放置すると国ごと滅びる。レイは倒すのが難しいので、「支援行動」でつなぐべし。


(5)シャングリラ攻略によって敵の増援を止められるのでできる限り早く行く。
→そこからホーネット救出へ。

(6)人類殲滅率が30%越えると、アリオスによって魔人が殺されはじめる。
こんなところまで丁寧に作ってるの凄いな。


1つの国が滅びたら次のターンに強制的にランス城が急襲されて陥落するっぽい

というわけで、2周目は「JAPAN逃亡」→「人類滅亡」ルートででした。
為す術無く終了という意味で屈辱的ですが、最凶のレッドアイを楽に倒せるという点のみ非常にポイント高い。

ランスX攻略中 3周目も失敗。クリア条件を確認する。

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1周目 魔王ケイブリス(7ターン目までに美樹を保護してなかったため)
2周目 人類滅亡(美樹は保護したが7ターン目までにヘルマンが滅亡→砦防衛に失敗→JAPANで待ってたら4つとも滅亡。
3周目 魔王ケイブリス(7ターン目までに美樹を保護、全ての魔人を倒し浮遊城もゲット。しかし10ターン目に美樹がさらわれて終了)

ぐぬぬぬぬぬぬぬ。

ギブアップ。攻略読む。

http://rance10.wicurio.com/index.php?クリア分岐

大前提としてこの3つが絶対必要条件。

・最低でも7ターンまでは1国も落とさない。(落とすと砦防衛に失敗してJAPANに追い詰められる)
・美樹を6ターン目までに保護。というか6ターン目に保護。5ターン目までに保護するのは「異界の魔王」EDを目指す場合のみ。
・さらに、支援任務(=「アカメ」部隊の接触)をやりすぎない(やりすぎると美樹をさらわれる)

とりあえずこれを念頭に置いてもう一回チャレンジ。

ランスX攻略中 4周目にしてようやくクリアランクA達成

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しかしワーグもクジラも出てこなかった。
まだ何か回収しなければ行けないフラグがある。

きっつー!まじきっつー!!

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